こんにちは、ラーメン大好き💕さくさくです。
北海道のラーメンといえば、やっぱり味噌ラーメン。
美味しい味噌ラーメンが食べたくて、北海道千歳市のIORI(イオリ)に行きました。
小雨の中、行列に並んで食べた味噌ラーメンは絶品でした。
北海道千歳市
IORI(イオリ)のある北海道千歳市の位置はこのあたり。
北海道の玄関口、新千歳空港のあるところです。
千歳川のインディアン水車
千歳市には、インディアン水車という珍しい施設があります。
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これは、サケを捕獲するため千歳川に設置された水車です。
夏の終りから冬にかけて、遡上したサケをこの水車で捕獲します。
色鮮やかで可愛い感じですが、インディアン水車は観光のために設置されているのではありません。
さけますふ化放流事業ってすごい
サケは、海で成長した後、自分の生まれた川に戻ってきて産卵・繁殖することが知られています。
しかし明治時代に国土開発や都市化が急激に進んだ結果、森林や川、沿岸などの変化で、自然繁殖できる環境が少なくなりました。
また乱獲により、漁獲量も下降線となりました。
北海道では、1888年(明治21年)に官営のふ化場が建設されて、本格的なふ化放流事業が始まりました。
北海道区水産研究所 増殖河川とふ化場マップ(平成29年度)を基に作成
さけます増殖河川とは、さけますを放流している主な河川のことです。
北海道を車で走っていると、各地にさけますふ化場があります。
北海道の民間ふ化場は平成29年で113ヶ所あるそうです。
海区ごとの図のみで、北海道全域の増殖河川とふ化場がひと目でわかる図がなかったので、北海道区水産研究所の資料を基に私が作りました(笑)。
私達が日常食べているサケって、こんな大きな努力で水産資源として維持されていたことを知ると、感動モノじゃないですか?
日本では、北海道以外に10県(青森・岩手・宮城・福島・茨城・秋田・山形・新潟・富山・石川)で、サケの人工ふ化放流が行われています。
サケの人工ふ化
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このインディアン水車で、ふ化事業のためのサケの親魚を年間約20万尾捕獲しています。
捕獲したサケからは採卵・受精を行い、受精卵をふ化させます。
ふ化した仔魚は体長4~5cm程度まで飼育して、北海道では3~5月頃に放流します。
サケ捕獲のためのインディアン水車は道内数カ所にあります。
しかし純粋に水力だけで動くインディアン水車は、北海道ではここ千歳川に設置されたもののみ、他県でも青森県奥入瀬川にあるのみです。
インディアン水車は通年見ることができません。
例年7月中旬に設置されて、サケの捕獲開始は8月21日頃です。
捕獲終了はサケの遡上が終わる12月中旬頃です。
サケのふるさと千歳水族館
観光用ではなく、ふ化事業のために設置されているインディアン水車ですが、すぐ隣には千歳水族館があります。
日本最大級の淡水水槽で、さけますなど北海道の淡水魚や世界各地の淡水生物を見ることができます。
また水中観察ゾーンでは、千歳川の水中を直接見ることができて、秋になると産卵のため川をさかのぼるサケの群れを間近に観察することができます。
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千歳水族館は新千歳空港から車で15分ほどなので、北海道旅行最終日の空港に戻る前におすすめです。
同じ敷地には道の駅サーモンパーク千歳もあるので、北海道グルメを楽しむこともできます。
RAMEN IORI(ラーメンイオリ)
インディアン水車とさけますふ化事業について熱く語りすぎてしまいました。
今回ご紹介するRAMEN IORI(ラーメン イオリ)は、千歳水族館と道の駅サーモンパーク千歳のすぐ近くにあるお店です。
私が行ったのはお盆休み期間のど真ん中、しかも12時頃だったので行列ができていました。
小雨模様でしたが、行列に並んで待ちます。
店舗前の駐車場はいっぱいでしたが、店舗裏にも駐車場があって、すぐに停められました。
店構えはモダンで明るい感じです。
ここは札幌にある、すみれという有名店の暖簾分けだそうです。
グーグルマップの口コミではかなり評価がよかったので、並んでいる間も楽しみです。
私の前には10人ほど先客がいましたが、ラーメン店なので回転は早いです。
30分ほど待つと、店内に入ることができました。
店内では、券売機で食券を買って、呼ばれるまで立って待ちます。
IORI(イオリ)の味噌ラーメン
私が注文したのは、もちろんグーグルマップで評価の高い味噌ラーメンです。
サイズ感がわかりにくいですが、丼は大きくて浅い感じ、パッと見、かなりのボリューム感です。
ホロッと柔らかなチャーシューが美味しそう。
チャーシューの上にはおろし生姜のトッピング。
そして、たっぷりのったもやしがいいですね。
味噌ラーメン実食
IORI(イオリ)の味噌ラーメンを食べた感想は…
スープ
たっぷりの旨味が溶け込んだ味噌のスープは、塩も脂も濃すぎず絶妙な美味しさでした。
スルスルと喉を通ります。
麺
IORI(イオリ)の麺は自家製麺だそうで、中太の縮れ麺にスープがしっかり絡みます。
歯ごたえも、もちっとしていて美味しいです。
具材
味噌ラーメンの具材はチャーシュー・メンマ・もやし・ねぎ・おろし生姜です。
チャーシューは、脂っぽすぎないけど柔らかくて、麺の食感と合ってました。
特筆すべきはもやしで、一般的にラーメンのトッピングとして出されるものよりシャキシャキでした。
このもやしのシャキシャキ感が、味噌のスープと好相性です。
IORI(イオリ)の味噌ラーメンを食べながら「もやしって美味しいんだな」と思いました。
また、途中からおろし生姜を少しずつスープに溶くと、味の変化を楽しめます。
基本、私はラーメンを食べるとスープも飲み干します。
家人はいつもスープを残すのですが、IORI(イオリ)の味噌ラーメンは全部スープを飲みました。
それほど美味しかったんだと思います。
IORI(イオリ)のメニュー
またしても食い気に負けて、ラーメン以外の写真を撮り忘れたのでTwitterからご紹介しておきます。
北海道の玄関口、千歳市にあるラーメンイオリ
— よっ酒🍶 (@yossu15) August 13, 2018
味噌ラーメン大盛り
札幌の名店すみれ暖簾分け店の中でも最も美味いと言われるだけあって、味は完全にすみれ。
自家製麺も美味かった。 pic.twitter.com/IkKu72PPMi
IORI(イオリ)のメニュー主なものは
味噌ラーメン 800円
辛味噌ラーメン 850円
醤油ラーメン 800円
塩ラーメン 800円
昔風醤油ラーメン 800円
昔風塩ラーメン 800円
~昔風はあっさりスープのストレート麺~
大盛り 150円増し
半麺 100円引き
ライス 120円
チャーシュー丼 450円
チャーハン 700円
普通サイズのラーメンでも結構なボリュームです。
ライス類を一緒に注文すると、かなりのガッツリ感だと思われます。
私が行った時には、ライスを注文している人はいましたが、チャーシュー丼やチャーハンを注文している人はいませんでした。
RAMEN IORI(ラーメン イオリ)
所在地:北海道千歳市住吉1丁目12−2
時間:11:00~15:00/17:00~20:00
定休日:無休(ただし月曜の夜はお休み)
電話:0123-23-5098
まとめ
移動中「ちょうど千歳市あたりでお昼時だから、美味しいラーメン屋でもないかな…」そんな気分でググって見つけたRAMEN IORI(ラーメン イオリ)、大当たりのお店でした。
私のニーズに応じて、こんないいお店を提案してくれたグーグルマップもいい仕事してくれます。
最近、お店探しは食べログよりグーグルマップを使うことが多いです。
自分の求めているお店と出会うコツが、こちらのページで紹介されていて参考になります。
味噌ラーメンの前に熱く語ってしまったインディアン水車ですが、私が北海道に行くのはいつもお盆の時期なので、まだサケを捕獲しているところを見たことがありません。
いつか秋のサケ遡上シーズンに北海道に行って、インディアン水車でサケを捕獲しているところと、千歳川の水中観察ゾーンを見てみたいです。
北海道は食べ物も美味しくて、何度行っても楽しいところですね。
以上、本日は
シャキシャキ絶品味噌ラーメンIORI(イオリ)~インディアン水車・千歳水族館見学と一緒に
という話題でした。
お読みいただき、ありがとうございます。
味噌ラーメン美味しかったね
北海道は味噌ラーメン、塩ラーメン、醤油ラーメン、カレーラーメン、美味しいものが多すぎるね
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