こんにちは、さくさくです。
今年も春の引越しシーズンがやってきます。
転勤や転職、お子さんの入学に合わせた転居、念願のマイホーム購入など、お引越しの理由は様々ですが、引っ越し最大の需要期が3~4月ですね。
我が家は夫が転勤族で、引越には慣れている方だと思います。
数年おきに転々としているので、引越のコツをよく聞かれます。
引越をしたことのない方は、何となく荷造りの超絶テクニック的なことを期待しているようで、引っ越し最大のポイントを答えると意外そうな反応が…
実は、引っ越しが決まったら即やれる、そして最初に全力でやるべき大切なことがあるのです。
我が家の引っ越し歴
以前ジムで知り合った奥様は、ご主人が防衛系の公務員で、北は北海道から南は沖縄の離島まで20回以上転勤したそうです。
世の中にはこんな超ベテランさんがいるので、それに比べればまだまだです。
我が家は結婚以来、転勤で6回の引っ越しを経験しました。
持ち家がなく、子供もいないので、転勤先に毎回帯同しています。
社宅がないので、毎回自分で転居先の物件を探します。
若い頃は転勤サイクルが長く、7~8年住み続けることができました。
最近は1年10ヶ月→3年→5年弱→現在地で2年目に突入、という間隔で異動しています。
一番短い1年10ヶ月での転勤を経験してから、引越後2年経つと「そろそろ転勤ではないか…」と腰の浮いた感じになってしまいます。
前任地では5年弱過ごしましたが、後半の3年はソワソワしてました(笑)。
転勤の内示から引っ越しまで
夫の勤務先には、毎年4月といった決まった異動時期はないようです。
一年中誰かが転勤しているそうで、我が家の転勤も1月とか3月とか10月とバラバラです。
だいたい月初の1~5日頃に、翌月1日付異動の内示が出ます。
この段階では万が一覆ることもあるので、物件探し等できません。
1週間ほどは「早く準備したいのに~」とモヤモヤしながら、内示先の路線や駅を調べたり、ネットで物件を検索して家賃相場を把握するくらいです。
その後、10日過ぎに正式な辞令が出ます。
ここから一気に物件探し、引っ越し業者の見積もり、引っ越しの準備、諸手続き等をやります。
この間は戦争のようで、思考能力フル活動な感じです。
そして、物件が決まるまでは「ちゃんと引越し先見つかるか」と不安で眠れなくなり、引越し業者が決まるまでは「ちゃんと予定している日程で引っ越しできるか」と不安で眠れなくなり、引っ越しの日程が決まった後は「ちゃんとモレがないよう手続きできるか」と不安で眠れなくなります。
何度引っ越ししても、この時期はメンタルやられそうになります。
ちなみに転勤する本人は、連日送別会で帰りが遅いのでまったく役に立ちません(転勤族あるある)。
転勤先の着任は翌月1日です。
引っ越しが間に合わないので、本人だけ先に移動して引っ越しまではホテル暮らしです。
その後、私一人で旧居での搬出→管理会社の退去立会いを済ませて、赴任先に移動します。
引越!まず何をやる?
多くの人が引っ越しと聞くと、まず引っ越し屋さんへの見積もりをイメージするようです。
春のシーズンに、引越し業者さんの奪い合いで引っ越しできないと報道されたこともありますね。
引っ越しにはタイムリミットがあるので、引越し業者さんに見積もりを依頼して、早く予約を入れるのはとても大切です。
しかし引っ越し見積もりの前にやることがあります。
それが捨てる作業です。
- 故障してそのうち処分しようと思っていた家電
- まとめてブックオフに出そうと思っていた本
- 何年も使っていないキッチンツールや食器
- 箱に入ったままの引き出物
- 収納の中に詰め込んだ雑貨
普段はまったく存在を感じないのに、いざ引っ越しとなるとこれら不用品の多さに驚きます。
不用品やゴミの処分は、引っ越し見積もりまでが勝負です。
引っ越し見積もりまでに不用品処分を急ぐべき理由
引っ越しでたくさんの不用品やゴミが出るのは、皆わかってます。
ただ引っ越し当日までに捨てればいいと思っている人も多いです。
私は、引っ越しが決まったら即ゴミや不用品の処分を始めて、引っ越し見積もりまでに終わらせることをおすすめします。
理由は以下のとおりです。
引っ越し料金は見積もり時の荷物量で決まる
最大の理由はこれです。
引越し料金は、引っ越し当日の実際に運んだ荷物量ではく、見積もりで提示された料金です。
引っ越し見積もり完了後にいくら荷物を減らしても、引越し料金は変わりません。
余程のミニマリストでもない限り、家の中の不用品は想像以上に多いです。
引っ越し見積もりまでに家具や荷物を整理して、使用するトラックのサイズが小さくなれば、引越し料金が安くなる可能性もあります。
不燃ごみ・粗大ごみの収集日は限られる
最近はごみを捨てるのが難しくなりました。
自治体によっては、不燃ごみの収集は月1回です。
場合によっては、引っ越しまでに不燃ごみの収集日が1回あるかないかということもありえます。
いざ引っ越しとなって、普段は気にしないキッチン収納や押入れを確認すると、不燃ごみが大量に出てきます。
無駄な荷物を新居に持っていかないためにも、引っ越し決定と同時に荷物整理することをおすすめします。
粗大ごみも、自治体によっては申込制で、混み合っているとかなり先の収集日を指定されることがあります。
引っ越し直前に粗大ごみの収集を申し込むと、退去日までに間に合わない恐れもあります。
大きな家具類も、新居に持って行く・行かないの判断と、不要の場合は収集申込を早めにしてください。
自治体によっては、クリーンセンター(清掃工場)に自分で持ち込みできるところもあります。
収集日の限られる不燃ごみや粗大ごみを、手早く処分するのに助かります。
これは意外とご存じない方がいるのですが、お住いの自治体のゴミ収集のパンフレットや、「自治体名 ごみ」で検索すれば調べることができます。
締め切り効果で作業がはかどる
不思議なもので、同じ作業をしても締切があるのとないので効率がまったく違います。
よく締め切り効果などと言われますが、これは不用品処分も同じです。
「何としても、引越し見積もりまでにごみ出しを終わらせる!」と思って頑張ると、自分で思っている以上に効率が上がります。
転居先でごみを捨てるのは大変
自治体をまたいだ引っ越しの場合、ごみ出しのルールが変わります。
地域やごみの種類によっては、収集日に自宅から少し離れた収集場所までごみを運ぶこともあります。
引っ越しして荷解きで忙しい中、新しいごみ出しルールを確認して理解して、収集日と収集場を把握するのは大変です。
引っ越しは荷物整理の最大のチャンスでもあります。
ごみを出すのが面倒で、新居でも不用品をそのまましまい込んでしまうのは、収納スペースがもったいないですね。
そうならないためにも、引っ越しが決まったら、引越し見積もりまでに不用品を整理してせっせと捨てることをおすすめします。
注意!引っ越し業者が運んでくれないものがある
引越し業者さんが運んでくれないものとして
- 現金
- 実印
- 有価証券、証書類
- 高価な宝飾品
などがあります。
これら万が一にも紛失すると困るものは理解できますが、見落としがちなのが危険物です。
- ガスボンベ
- 灯油
なども引っ越しトラックには載せてもらえません。
旧居で荷物の搬出後、自家用車で移動する場合は自分で持っていくこともできます。
しかし飛行機移動の場合は、ガスボンベは携行不可です。
未使用のガスボンベなら、誰かに差し上げることもできますが、中途半端に残ったものは使い切って処分する必要があります。
灯油も、引越し日までに使い切るよう気をつけてください。
また、石油ファンヒーターや石油ストーブに灯油が残っている場合も、トラックに載せてもらえません。
タンク内の灯油は空にして、本体内の灯油も抜く必要があります。
引っ越し見積もりまでに不用品処分が間に合わない場合
引っ越しが決まったら、何より不用品処分を急ぐ理由は以上です。
しかし、そうは言っても粗大ごみの収集日より引っ越し見積もりが先になってしまう等、タイミングが前後することがあります。
その場合、引越し見積もりまでに持っていくものと捨てるものをきっちり仕分けしておくのがポイントです。
引っ越し会社の営業さんが来て、いざ見積もりという時、バタバタして「これは捨てるものです」と言い忘れると持っていく荷物にカウントされてしまいます。
処分する家具や電化製品等は、大きめの付箋やメモを貼って引っ越しに持っていかない捨てるものとわかるよう明示しておくと見積もりの時に安心です。
まとめ
引っ越しすることが決まったら、まず最初にやりたい捨てる作業についてご説明しました。
引っ越しというと、いい物件の見つけ方やいい引越し業者の選び方、荷造りのやり方などがまず気になります。
しかし、引っ越しが決まったその日から着手できてまずやるべきは不用品の処分です。
満足できる物件の選び方、いい引越し業者を見つけるための見積もりのコツは、追って記事にしたいと思います。
これからお引越しする皆様が、快適に新生活を始められるよう心より願っております。
以上、本日は
引っ越しが決まったら引越し業者の見積もり依頼より先にやるべきことはこれ!
という話題でした。
お読みいただき、ありがとうございます。
うちも、ものすごく捨てたよね
いざ引っ越しとなると捨てるものがゾロゾロ出てくるんだよね💧