こんにちは、さくさくです。
昨日は小田原の曽我梅林へ梅見に行きました。
気温は低いものの、晴れ渡った青空が気持ちよかったです。
そして、こんなに寒いのに7~8分は咲いて見頃でした。
この寒気で雪が多めの富士山と、可憐な梅の花を一望にできるて素晴らしい景色です。
明日2月11日は流鏑馬も開催されるようです。
曽我梅林の後に行った、小田原城と美味しかったランチもまとめてご紹介します。
曽我梅林(別所梅林)
関東三大梅林に数えられることもある曽我梅林。
曽我梅林は小田原市曽我の里にある、別所・中河原・原の3地区の梅林の総称です。
それぞれを別所梅林・中河原梅林・原梅林と呼ぶこともあります。
一昨日こんなツイートを見ました。
今朝の富士山です。今年は開花が急に早まりました。早目のお越しをお待ちしております! pic.twitter.com/3jWhiBvlTU
— 曽我別所梅まつり観光協会 (@soganosato) February 8, 2020
「こんな素晴らしい風景が見られるならお出かけせねば」と、曽我の里の別所梅林に行きました。
梅と富士山
私が一番期待していたのはこれです。
ツイッターや観光協会のHPにあったのと同じ絶景を見ることができました。
梅林内には電線や防霜ファン(茶畑でよく見る柱の上に取り付けられている扇風機~上から風を送って遅霜を防ぐ)などの人工物が多数ありますが、ここからは人工物が一切写り込まない富士山と梅を撮ることができます。
撮影ポイントはふじみcafeの近くです。
案内マップにも示されていますし、会場にも案内板が設置されています。
小田原では古くから梅の栽培が盛んで、箱根を越える旅人のために梅干しが重宝されたそうです。
曽我梅林も食用としての梅の生産地、そのため梅干し用や加工用の白梅がメインです。
しかし梅林の各所で紅梅や枝垂れ梅も見ることができます。
今年は暖冬だったので開花が早いそうです。
枝垂れ梅は遅咲きだそうですが、既に咲いていました。
愛らしい紅梅を見ていると、平安貴族が「梅が咲いてきれいですね」的な文を交わす気持ちがわかる気がします(笑)。
この日は寒かったけれども好天で、空もきれいでした。
咲きかけた白梅がよりくっきり見えます。
曽我梅林のグルメ
お出かけしたら、美味しいものも楽しみの一つですね。
曽我梅林はグルメやお土産物も充実しています。
(↑クリックすると、曽我別所梅まつり観光協会の会場案内図が開きます)
上のマップ中央下の広場に、うめの里食堂や餅つき御殿、ふじみcafe、売店が揃っています。
外には椅子とテーブルがたくさんあります。
お天気のいい日には、梅の花の下で食事をしたり休憩できます。
うめの里食堂
立派な建物の食堂があります。
入口の券売機で食券を購入するシステムです。
名物の梅の香うどんや、うどん、そば、ラーメン、梅ごはん、おでん、甘酒などをいただくことができます。
曽我梅林でお食事‼️
— ゆみー (@sakuraan2021) February 12, 2017
梅ごはんと梅の香うどん‼️
美味しかったよ〜😍👍 pic.twitter.com/xIrOjCfL19
餅つき御殿
餅つき御殿は、うめの里食堂の隣にあります。
曽我梅林では、梅まつり期間中のおよそ毎日10:30頃~15:30頃の間、杵つき餅が食べられます(悪天候時除く)。
現代では、つきたてのお餅が食べられるって貴重ですね。
私はからみ餅(大根おろしをからめたお餅)を注文しました。
さっぱりしていて、美味しかったです。
他に、あんこ餅・きなこ餅もあります。
どれも3個入りで200円です。
曽我梅林で、餅食ってます、 pic.twitter.com/Id3YWqnyAV
— Kaichi (@kaichi515) February 24, 2019
通常はうめの里食堂の券売機で食券を購入しますが、土日などお客さんの多い日は現金販売になるようです。
ふじみcafe
梅の木越しに撮ったので、よくわからない写真になりましたが💧曽我梅林にはカフェもあります。
コーヒー、梅ジュース、甘酒ドリンク、梅酒などを注文できます。
今年のイチオシは、イタリア製ジュースマシーンで作る生絞りみかんジュースだそうです(土日祝に販売)。
これ、私も見てきました。
丸ごとのみかんを投入すると、中を転がりながらジュースになる様子が面白かったです。
屋台・売店
この他に、たこ焼きや綿あめを売っている屋台も出ていました。
また売店では曽我の梅干しや地元産の新鮮野菜、小田原みかんや柑橘類などお買い物も楽しめます。
梅の苗木や鉢植えも販売されていました。
2月11日は流鏑馬(やぶさめ)
梅まつりのイベントとして、明日2月11日は流鏑馬が行われます。
2019.02.11@小田原市 曽我梅林
— みっちょん@足袋ーず (@micchoooin) February 13, 2019
流鏑馬を見てきました。お天気が心配でしたが、午後は晴れ間もあり観梅日和でした。梅まつりは3月3日(日)まで開催。https://t.co/ny9EWOl5C2 pic.twitter.com/CAWpq84jGq
流鏑馬は多くの人が見学に訪れて、混雑するようです。
臨時駐車場やシャトルバス、当日のスケジュール等は小田原市観光協会のページで確認できます。
小田原城
朝早く出かけて、11時頃には梅林を一巡したので、次は小田原城へ。
曽我梅林から小田原城は約9km、車で15分ほどの距離です。
これは小田原城の常盤木門。
小田原城にも梅はたくさんありますが、曽我梅林の方が開花が早いように感じました。
小田原城(小田原城址公園)は、入場料無料です。
- 天守閣
- 常盤木門SAMURAI館
- NINJA館(歴史見聞館)
この3館のみ入場料がかかります。
私は天守閣のみ入館しました。
実は曽我梅林ですっかり満足して、小田原城では天守閣の写真を撮っていませんでした😱
小田原城天守閣から見た箱根。#小田原城 #箱根 pic.twitter.com/XnaiPfZWA3
— フジモリキミカ🏳️🌈 2/12横浜BAYSIS (@FujimoriKimika) February 10, 2020
小田原城天守閣では、戦国大名北条氏5代の歴史や豊臣秀吉の小田原攻めの布陣など様々な展示があります。
資料を見ていると北条氏の勢力の大きさや、小田原攻めが戦国当時の戦としてはとてもスケールが大きかったことなど、とても興味深いです。
また小田原城は明治3年(1870年)に廃城となった後、明治5年までに多くが解体されたそうです。
解体後は皇室の御用邸が建てられた時期もありましたが、大正12年(1923)9月の関東大震災で御用邸や石垣もほぼ全壊。
廃城となったあと朽ち果てた小田原城やかつての御用邸、関東大震災で全壊した石垣等、貴重な写真も展示されていました。
最上階5階からは展望デッキに出て、北条氏気分で小田原城のまわりをぐるり360度眺めることができます。
箱根の山や伊豆半島、相模湾、三浦半島、そして間近に小田原駅も見えます。
小田原駅から出発した列車が、小田原城のすぐ下を通るのも見ていて楽しかったです。
和流創作料理 U・RO・CO
天守閣を下りたら、既に13時。
お腹が空いたので、小田原駅の方へ歩いていきました。
小田原城のお堀にそって続く、石畳のお堀通りを歩いていると気になる看板が。
食べログより
ここだ!と思って、お店に向かうと5組待ち。
しかしタイミングがよかったようで、すぐに入ることができました。
私が注文したのは地魚5点刺身定食1,500円です。
この日のお刺身は真鯛・ハガツオ・目鯛・太刀魚・ヤリイカでした。
刺盛りのお皿の奥、赤いグラスは梅肉です。
また魚の子と肝、一口ずつ小さなおまけがついていました。
味噌汁は海老の出汁の旨味たっぷり。
タイミングがよかったのか、ご飯は土鍋(多分)の炊きたてでした。
家人は地アジのフライ定食1,200円を注文しましたが、これも美味しかったようです。
フライ定食についている骨せんべいは、アジの中骨を頭のついたままカラリと揚げたもの。
サクサクと食べられて、とても美味しかったようです。
小田原に来ることあったら、また寄りたいお店でした。
まとめ
曽我梅林の白梅と富士山は、本当に素晴らしかったです。
梅まつりは地元の農家さんたちを中心に運営されているそうです。
梅まつりのための駐車場、飲食やお土産物など大変な準備が必要だろうと思います。
運営してくださる方々の熱意に頭の下がる思いです。
お陰さまで早春の梅見ドライブで充実の一日を過ごすことができました。
小田原城には立派な藤棚もあったので、違う季節にまた訪れたいと思います。
以上、本日は
曽我梅林の梅まつりは富士山とお餅もよかった話~明日2月11日は流鏑馬もあります
という話題でした。
お読みいただき、ありがとうございます。
梅と富士山とお城とお餅、どれが一番よかった?
どれもよかったけど、お餅は外せないね
2020年関東の梅まつり情報はこちらです