お題「#おうち時間」
お久しぶりです、さくさくです。
この記事は、前回3月19日の投稿から一月半ぶりの更新になります。
ブッツリとブログの更新を止めて、幾人かの方からご心配の言葉もいただきました。
ありがとうございます。
3月半ばから肩の痛みの再々発で、メンタルやられて撃沈してました。
また新型コロナウイルス感染症の蔓延で、世の中の多くの皆様と同じように生活のリズムが激変しました。
自己流リハビリが奏功してPCに向かう気力が出たので、取り敢えず近況をご報告します。
肩の痛み再々発
このブログでは飽きられるほど書いてますが、乳がんで乳房全摘手術した後遺症で肩関節周囲炎になりました。
よくなったり悪くなったりを繰り返しながら、ヨガレッスンに行けるようになって、自分的には「これで完治する!」と思っていたのですが、また痛みが出るようになりました。
時系列と痛みを簡単にご説明すると、こんな感じです。
肩関節周囲炎を最初に発症した時①ほど酷い痛みではありませんが、静かにしていると常に左肩甲骨の辺りに鈍痛があります。
今回は左肩甲骨の痛みと、左肘の外側に鈍痛とも痺れとも区別のつかない感じもありました。
全てのやる気を削ぐような、嫌な痛みでした。
また常に痛いというのは、メンタルを削られることを改めて実感しました。
そして、この痛みの再発は、自分にとってとても不可解なものでした。
ストレッチを続けていたのに痛い
前回、肩関節周囲炎が再発⑤したのは、乳頭再建手術④を受けた後、安静にしていたからです。
1週間ほどストレッチを休んで再開したら、嫌な感触が…
たった1週間休んだだけで、肩周りの筋肉が固まって状態が悪化、痛みが出ました。
その経験があったので、再発以降は肩のストレッチを欠かしませんでした。
ほぼ毎日、休んでも1日程度で、1時間ほどの肩のストレッチと時間のあるときにはダンベルを使った肩の筋トレもやりました。
こんなに頑張っているのに、どうして痛みが出るんだろう…
肩を動かせるのに痛い
もう一つ不思議なことがありました。
乳がんの手術後、最初に肩関節周囲炎(五十肩)になった時、そして再発した時、どちらも肩が動かせなくなりました。
腕が思うように上がらなかったり、痛みとともに肩や腕を動かせる範囲が狭くなりました。
しかし今回は、左肩甲骨の辺りが痛いのに腕は普通に動かせます。
もちろん手術を受ける前と同じではありませんが、腕を真上に上げたり、体の後ろで肘を握ることもできました。
ヨガレッスンを再開して、少しハードなパワーヨガのクラスにも出るようになりました。
もちろん、できないポーズもたくさんあります。
しかしスポーツクラブで動き回っている間は、レッスンに集中しているので痛みを感じません。
そしてヨガではそれなりに動かせるのに、帰宅して静かにしていると肩が痛い。
これも自分ではとても不思議に思えました。
整形外科に行っても痛い
「こんなにストレッチやヨガで動かしているのに、肩の痛みが出て治らないのはどうしてだろう…」そう思いながら、3月半ばに整形外科を受診しました。
一番最初に肩関節周囲炎で受診した時③には、ヒアルロン酸の注射を打ってもらって劇的に改善しました。
痛みが再発して受診した時⑥には、ヒアルロン酸の注射の他に、整形外科のトレーナーさんから肩甲骨を動かすエクササイズの指導を受けました。
今回⑧は首のレントゲンを撮って、頚椎から腕に伸びる神経に圧迫があるのではないかということで痛み止め効果のある貼り薬を処方されました。
しかし、ストレッチや筋トレで肩を動かしつつ貼り薬も使いましたが、全く改善する気配がない。
左肩甲骨の痛みを感じるようになって2週間ほども経つと、精神的にかなり凹みました。
痛みの悪循環
- 最初の乳がんの手術から1年以上も経って
- こんなにストレッチや筋トレを頑張って
- 医者に行って
それでも痛みが続く。
そして、どうすればこの痛みを治せるのかも見当がつきません。
ちょうど、新型コロナウイルスの影響でスポーツクラブに行くのも自粛して、家にいる時間が増えました。
じっとしている
↓
痛みを感じる
↓
やる気が出なくてダラダラ過ごす
↓
じっとしているので痛みを感じたまま
ストレッチと筋トレ以外は全く何もやる気にならず、痛みの悪循環の中で一月ほど過ごしました。
世の中の病気や怪我と向き合う方々に比べたら、私の肩の痛みはごく些細なものだと思います。
それでも、体のどこかに痛みを感じ続けるのは辛いです。
常に腕の重さを痛みとして感じるので、腕を切り落としたいと感じました。
また、痛みでかなり気持ちが凹んだせいもあって、病苦で自らの命を絶つ人の気持が少しわかりました。
肩甲骨の筋肉が使えていない?
自分の肩の痛みの原因、どうすれば治るのかについては何度も検索しました。
それでも今までは、これといった情報を見つけることができませんでした。
思いつく限り様々な言葉で検索するうち
棘下筋(きょくかきん)を上手く使えていない
↓
凝り固まって痛みや不快感が出る
と説くページを見つけることができました。
棘下筋(きょくかきん)と肩甲下筋を重点ケア
肩甲骨周りの筋肉はいくつもありますが、私の場合
棘下筋(きょくかきん):肩甲骨の外側(背中側)に貼り付いている筋肉
昨日は小円筋(しょうえんきん」)の作用をみましたが、小円筋と同じように腕を外にひねる筋肉は他にもあります。
— 世界一ゆる~い解剖学 イラスト&リアル解剖学教室 (@anatomylabo) March 25, 2020
その1つが棘下筋(きょうかきん)です。
正確にみると、ひねる方向が少しちがったりします。 pic.twitter.com/xci0tl9A6y
肩甲下筋(けんこうかきん):肩甲骨の内側(胸側)に貼り付いている筋肉
肩甲下筋(けんこうかきん)。
— 世界一ゆる~い解剖学 イラスト&リアル解剖学教室 (@anatomylabo) March 22, 2020
肩関節のインナーマッスルです。
肩関節の内ひねりをする筋肉で、肩関節の前側の安定性を作ってくれます。 pic.twitter.com/TYrK42KTQG
がポイントらしいということがわかりました。
人間の体には600以上の筋肉があるそうです。
自分の体を支えて、意識して動かすことのできる骨格筋だけでも400以上あるのだとか。
骨格筋にはそれぞれ動かすことのできる部位と方向が決まっています。
しかし、ある部位の筋肉がうまく働かなくても、周りの筋肉が補うことで、本来その筋肉を使うべき動作ができてしまうことがあります(代償動作)。
乳がんの手術を受けてから一年、リハビリやストレッチを頑張って腕や肩はそれなりに動くようになりました。
それでも常に鈍痛を感じるのは、肩周りのアウターマッスルばかり使っていて、棘下筋(きょくかきん)や肩甲下筋(けんこうかきん)といったインナーマッスルを使っていないからではないか。
そう仮説を立てました。
本来はスポーツトレーナーなど専門家の指導を受けるのが一番ですが、緊急事態宣言が出て様々な業種が休業しています。
ネットで棘下筋(きょくかきん)と肩甲下筋(けんこうかきん)の筋トレ・ストレッチ・筋膜リリースを重点的にやるようにしました⑨。
取り組み始めて2週間ほどですが、少しずつ肩の痛みが改善しているように感じます。
もうすこし頑張って、解決したと思えた時には、私の取り組みも記事にしてご紹介したいと思います。
新型コロナウイルスと巣ごもり生活
肩の痛みに加えてもう一つ、PCに向かう時間が取れなくなった理由が生活リズムの変化です。
新型コロナウイルス感染症の蔓延で不要不急の外出は自粛、緊急事態宣言も出て巣ごもり生活になりました。
家族の在宅勤務
我が家は夫婦二人の生活ですが、家人の勤務先は割とブラックな感じで日曜以外はほぼ家で食事することがありませんでした。
常に自分の食事だけ用意すればよかったので気楽で自由でした。
興が乗れば23時までブログを書いて、そこから晩酌を兼ねた夕食スタートということもありました。
しかし3月上旬から家人の勤務先では一切の会食がなくなり、毎日自宅で夕食を取るようになりました。
また緊急事態宣言が発出されてからは、完全在宅勤務になりました。
今まで日曜以外はいないも同然だった家人と、狭い家の中で常に一緒にいるのも大きな生活の変化でした。
定年生活の予行演習
- 結婚以来、忙しすぎて家にいる時間が極度に少ない
- 転勤で家の中の配置が変わるのでモノの在り処を知らない
こんな理由もあり、我が夫の家事能力はゼロです。
平成から令和へ改元した昨年のGW10連休のときをはじめ長期休暇になると、家事のできない夫が家にいてイライラしました(ひどい)。
こんなに家事のできない夫も、十数年後に定年を迎えれば毎日家にいる生活がやってくる。その前に、何とか少しでも教育しなければ。
そう思っていたところに、新型コロナウイルスの影響で降って湧いたような24時間密着生活が始まりました。
毎日家族の食事を作るのが当然の生活をなさっている方にとっては「何を腑抜けたことを言っているのか」と笑われてしまいそうです💧
朝は果物とコーヒー程度、昼はうどんやパスタなど簡単な麺類、ちゃんと支度をするのは晩ご飯だけ、こんな感じですが毎日3度の食事を用意するのはキツかったです。
それでも、完全在宅勤務も一月経って、新たな生活のリズムにも何とか慣れつつあります。
家事能力ゼロの夫も、キッチンから食卓に料理を運んでくれたり、お箸を並べてくれるくらいにはなりました(小学生か)。
まとめ
現在、肩の筋トレやストレッチを毎日1~2時間ほどやっています。
この他に外出自粛で家に籠もりきりなので、行ける時には夕方散歩を1~2時間。
そして朝昼晩とおやつwの用意と片付け。
毎日、こんな感じであっという間に時間が過ぎて行きます。
調子の悪い時には、空いている時間ソファでダラダラとスマホを眺めて過ごしていましたが、肩の痛みが治まったらまた少しずつPCにも向かいたいと思います。
緊急事態宣言が5月31日まで延期になって、家人の在宅勤務も延長されました。
我が家のプレ定年生活ももう少し続きます。
やっと生活のリズムが掴めたので、今月はおうち時間をもう少し楽しみたいと思います。
うどんでも打とうかな。
以上、本日は
肩の痛みでメンタルやられながら一ヶ月間STAY HOMEしてみました
という話題でした。
お読みいただき、ありがとうございます。
肩痛いのとご飯作らなきゃいけないの、どっちが辛い?
痛くないけど、自分の時間が制約されるという点で御飯作りも地味に辛いんだわ💧