さくさくの日常

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引越し先物件の探し方~マンション?アパート?戸建?満足できる賃貸物件選びのコツ+再訪できない場合の採寸方法

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こんにちは、さくさくです。

引越しシーズン到来で、引っ越し応援企画第2弾!

前記事では、引っ越しが決まったらまずやるべきことは不用品処分であることをご説明しました。

今回は第二段階、引っ越し先を決める不動産賃貸物件選びのコツをご紹介します。

我が家は転勤で引っ越す際、物件を内覧するのは3件までと決めていて、大体半日以内に終わります。

今の住居は内覧1件目で決めて、他の物件は見ていません。

何度も引っ越ししていて、不動産仲介会社の人に「物件選びが上手い」と褒めていただいたこともあります。

少ない労力で満足できる賃貸物件を選ぶためのコツをお伝えします。

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ペットと一緒にお引っ越しするなら

最初に、ペット連れで引っ越すことになったらこれが一番大事です。

必ずペット可の物件を借りてください。

ペット不可の物件にこっそり入居したり、ペット1匹のみ可の物件で多頭飼いするのはトラブルの元です。

最悪、ペットとお別れすることになったり賃貸借契約違反で強制退去になる恐れもあります。

複数のペットがいる場合や大型犬と入居したい場合などは、マンションよりも戸建の方が柔軟に対応してもらえます。

我が家も小型犬を2匹連れて転勤している間は、戸建てを借りて入居していました。

 

家探しをする前に決めること

残念ながら、無条件に全て満足できる賃貸物件はありません。

いいと思う物件は、今までの自分の物件探しを振り返ると予算の2倍程度の家賃がします。

事故物件でもなければ、掘り出し物はありません。

限られた予算で満足できる物件を選ぶには、優先順位を決めることが大切です。

 

家賃相場を確認

不動産は購入するのも借りるのも、予算ありきです。

賃料、管理費・共益費、駐車場代を含めた総額の予算を最初に決める必要があります。

しかし家賃相場がわからなければ、予算の立てようがないですね。

まず家賃相場を確認するために、スマイティアパマンショップSUUMOなどの不動産賃貸情報サイトを使います。

ここで住みたいエリアや駅、駅徒歩時間、間取り、建物の種類、築年数、こだわり条件(ペット相談可・2階以上・駐車場ありなど)などの希望条件を入力します。

例えば

  • 中目黒駅
  • マンション
  • 3DK/3LDK
  • 築3年以内
  • 駅徒歩10分以内
  • 2階以上

といった具合です。

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この時は、自分の希望条件を具体的に入力した方がいいです。

家賃相場を確認するのが目的なので、賃料の部分は空白で検索します。

すると、大抵は自分の予想より遥かに高額な家賃が表示されるはずです💧

私は転勤の度に毎回これをやっていますが、毎回自分の希望の甘さを思い知らされます。

 

賃料の予算を決める

ここからは、自分の希望を現実に近付ける作業です。

  • 3LDK→2LDK
  • 築3年以内→築10年以内

等、現実的に支払える賃料が出てくるまで条件を調整します。

間取りや築年数の調整では支払い可能な家賃の物件が出てこない場合は、最寄駅も変更します。

 

エリア・最寄駅

同じ地域内で引っ越す場合は、候補となるエリアや最寄駅の雰囲気も想像がつくと思います。

転勤などで遠隔地から引っ越す場合、悩ましいのがこれです。

通常は、勤務先と同じ路線で通勤時間30分~1時間圏内といったところでしょうか。

急行や特急の停車駅は便利ですが、家賃相場が高い上に駅から自宅まで徒歩の距離が長目かもしれません。

また繁華街や商店街に近い便利なところがいいか、住宅地の中の閑静なところがいいかもイメージしておくといいです。

エリアや最寄駅の候補が見つかったら「地名or駅名 住み心地」で検索すると、街のイメージが掴めます。

 

ハザードマップを確認

昨年10月、台風19号が関東に接近した時は各地で浸水の被害が出ました。

洪水、土砂災害、津波など全くリスクのない物件を選ぶのは難しいかもしれません。

しかし、自分の住む場所のリスクを把握しておくことは、いざという時のために大切です。

住みたいエリアや最寄駅が決まったら、ハザードマップもチェックしておきましょう。

こちらで確認できます。

disaportal.gsi.go.jp

 

マンションかアパートか戸建てか

賃貸物件というと、何となくマンションかアパート2択のような気がします。

しかし、一人暮らしでワンルームか戸建てかというのは現実的ではありませんが、2~3LDKのマンションを検討するのであれば戸建ても選択肢になり得ます。

戸建てのいいところは

  • ペットの多頭飼い、大型犬の入居など家主さんによっては柔軟に対応してくれる
  • 敷地に駐車場がある場合、駐車場料金込のことが多い←駐車場代がいらない
  • 駐車場が目の前
  • 管理費がマンションに比べて安め
  • 階下を気にしなくていいので気楽←思いっきり筋トレやヨガの練習ができた

逆にデメリットは

  • 防犯面でマンションより心配する人もいる
  • 宅配ボックスがない
  • マンションより冬寒く夏暑い
  • 収集日までゴミは自宅内管理←マンションの共用ゴミ置場のようなものがない

という感じです。

 

専有面積・間取り

これは広ければ広いほどありがたいですね。

しかし家賃相場を確認する作業で、自分の予算と希望エリアならどの程度の広さの部屋が借りられるかわかってきます。

面積を確保したければ、築年数の希望を下げるか最寄駅を家賃相場の安いところに変更するしかないです。

 

1階か2階以上か

マンションやアパートなら、防犯のためもあって2階以上を希望する人が多いと思います。

1階の方が若干家賃が安い傾向にあります。

また引っ越しシーズンで、希望エリアには1階の物件しか残ってないということもあります。

この場合、2階以上という条件のウェイト(他の条件を変更してでも2階以上の物件にするか、妥協して1階でもいいか)も考えておいた方がいいです。

 

築年数

当然、新しいほど内外装がきれいで設備も充実しています。

しかし高いです。

築年数をある程度妥協できれば、賃料も下がります。

 

設備

「浴室乾燥機は絶対必要」

「風呂の追い焚きはないと困る」

など、絶対必要な設備は検索条件に入れてください。

ただファミリータイプのマンション築20年以内なら、浴室乾燥機・追い焚き・温水洗浄便座は大体ついてます。

またガスコンロかIHコンロかも、絞り込み検索できます。

我が家ではIHコンロで使えない鍋が多いので、物件を絞り込む時にオール電化マンションやIHコンロの物件は除外しています。

 

駐車場の有無

車をお持ちの場合、駐車場の確保が必要になります。

住居と同じ敷地内に駐車場も借りられれば最高ですね。

しかし首都圏や地方都市でも駅近物件だと、敷地内駐車場にないマンションがあります。

その場合には、近隣に駐車場を借りることになります。

 

不動産会社に連絡する

希望条件を変えながら検索を繰り返すと、自分の予算で借りられる物件がどのようなものか大体わかってきます。

それでは次のステップ、不動産会社に連絡します。

転勤の場合は、勤務先と提携している不動産会社があるかもしれません。

自分で不動産会社を探す場合は、上の条件絞り込みで出てきた賃貸物件の仲介会社に連絡するのもいいと思います。

 

不動産会社に訪問日を予約する

不動産会社を訪問して、物件を案内してもらう日時の予約をします。

すでに自分の予算に見合う条件はある程度はっきりしています。

この希望・条件を不動産会社に伝えて、物件の紹介を依頼します。

ネットで見つけた希望の物件がある場合は、それも伝えます。

 

物件の候補をもらう

不動産会社に物件の仲介を依頼すると、こちらの希望・条件に合う候補物件をメールで送ってくれます。

自分がネット検索して見落としていた物件、まだネットに公開されていない出たばかりの物件などもあるかもしれません。

また、自分が想定していた通勤ルートとは違う切り口で駅や路線を提案してくれることもあります。

相手は物件探しのプロなので、住居に関する希望や事情など、できるだけ詳しく伝えた方がいいです。

不動産会社を訪問して当日候補物件を出してもらうより、事前に提案してもらうほうが考える時間がある分スムーズに運びます。

 

物件を絞り込む

不動産会社からもらった候補物件を、自分の希望・条件に沿って絞り込みます。

各物件を比較して

  • 賃料
  • 最寄駅
  • 広さ
  • 駅からの近さ
  • 設備の充実度
  • 周辺環境

等、どれを重視するかは人それぞれです。

内覧したい物件を5つほど選んだら、いいと思う順に順位付けします。

引っ越し先の賃貸物件を探す上で、この作業が一番大変です。

しかし自宅で物件の絞り込みををしっかりやると、案内してもらう当日は確認程度で済むので、心理的な負担と労力が全然違います。

 

物件詳細にない情報を確認する

内覧したい物件1位~5位が決まったら、さらに確認すべきことがあります。

 

大島てる

大島てるというサイトをご存知でしょうか。

これは事故物件の情報提供サイトです。

殺人事件や自殺、火災による死亡事故等のあった物件(事故物件)は、次の入居者にそのことを伝える告知義務があります。

しかし告知義務の期間は定められていないため、次の次の入居者には伝えられない可能性もあります。

日本全国の事故物件を、大島てるで確認することができます。

後で嫌な思いをしないために、私は内覧候補の物件が掲載されていないか毎回確認しています。

www.oshimaland.co.jp

 

もう一度ハザードマップ

住みたいエリアを決めた後、ハザードマップで確認すると書きました。

不動産会社からもらった候補物件には、建物の所在地が番地まで正確に書かれています。

ここでもう一度、建物の所在地でハザードマップを確認します。

地面というのは私たちが感じる以上に凸凹しています。

同じ町名でも、道路を挟んで浸水リスクが違うことも多々あります。

入居前に把握しておくと「こんなはずではなかった」ということが防げますし、リスクのある土地でも心構えができると思います。

 

グーグルマップとストリートビュー

大島てるとハザードマップを確認してOKなら、最後にグーグルマップとストリートビューで周辺環境を確認します。

不動産会社の物件写真は綺麗に撮られていることが多いので、

  • 実際の物件外観
  • 前面道路の広さ
  • 周りにどんな建物があるか

等をストリートビューでチェックします。

またグーグルマップで近隣のスーパーや駅までのルートも確認することができます。

これで「物件内覧に行ったら、周辺の雰囲気が自分の思っていたのと違ったので却下」という無駄足を回避できます。

 

物件の内覧候補は3つ

  • 大島てる
  • ハザードマップ
  • グーグルマップとストリートビュー

これらを確認して、内覧候補の順位が変わるかもしれません。

最終的に、不動産会社を訪問する前日までに、内覧したい物件を3つに決めます。

そして内覧したい順番とともに、不動産会社の担当者に伝えます。

 

いよいよ物件内覧

不動産会社に行くまでにこんなことやるの?と驚かれた方もいるかもしれません。

ここまでやっておけば、現地の物件を案内してもらっても予想から大きく外れることはありません。

室内と建物の周りをさくっと確認するだけです。

もらった物件候補のうち見たいものから案内してもらっているので「次の物件のほうがいいんじゃ…」と迷うこともありません。

物件探しは時間との戦いでもあります。

特に春の繁忙期は、迷っていると先刻見た物件も他人に申し込まれてしまいます。

私は物件内覧中に、案内してくれている担当さんに電話がかかってきて「すみません、この物件決まったそうです」と言われたことがあります。

賃貸物件探しは、いいと思ったら即決するのもポイントです。

 

選んだ物件に先着が入った

候補物件を絞り込んで、大島てるやハザードマップやグーグルストリートビューも確認して「よし!この物件しかない」と思っても、内覧までに先着が入ることがあります。

こんなに手間をかけて絞り込んだのに…と愕然としますね。

しかし、心配することはありません。

自分の希望条件に優先順位を付けて物件を絞り込む作業を通して、どんな物件が自分の希望するものかはっきりしたはずです。

2番目、3番目に希望していた物件でも、見に行けば「ここもいいかも」と思えるでしょう。

また、不動産会社が新たに候補物件を出してくれても、最初の絞り込みよりは容易に選べるはずです。

実は、我が家の前回の引っ越しがそうでした。

内覧前日に、第一希望の物件に先着が入ったと言われて、愕然としながら今の住居を見に行きました。

結果として、今のところで十分満足しているのでよかったです(笑)。

 

物件内覧に持っていくもの

最近は、案内してくれる不動産会社の担当さんがスリッパやメジャー等用意してくれるが多いです。

私は毎回、念の為にメジャーだけ持参しています。

 

物件の採寸

内覧して「この物件にします」と決めたら、すぐに不動産会社の担当さんに仮押さえしてもらいます。

遠隔地で入居当日まで来ることができない場合は、内覧と同時に採寸もします。

採寸は壁の一辺だけ測れば大丈夫です。

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あとは間取り図を拡大コピーして、採寸した部分の比率で割り出すことができます(たまに間取りと現況が微妙に違うのもあります💧)。

注意すべきはです。

窓の部分はすべて写真を撮って高さを測っておくと、家具の配置を考える時に便利です。

またカーテンの必要な窓はすべてサイズを測っておいたほうがいいです。

 

申込手続き

内覧→仮押さえ→採寸が終われば、不動産会社に戻ります。

入居申込の書類等を書いて終了です。

転勤等で会社が契約してくれる場合と、自分が賃借人になって契約する場合では、手続きや必要な書類が違います。

スムーズに引っ越しするには、入居審査を経て賃貸借契約成立までの時間を短くするのもポイントです。

会社の規定、不動産会社の担当さんの説明などよく確認して、モレのないようにしてください。

第三段階の引っ越し見積もりを依頼するのは、賃貸借契約が成立して入居できることが確定した後になります。

 

まとめ

毎回、急な日程で遠隔地引っ越ししている我が家の、物件の探し方をご説明しました。

今の住居は家人の通勤のアクセスを最優先に選んだので、面積をかなり、築年数もそれなりに犠牲にしました。

前の家の6割ほどの面積になって、引越し前に相当不用品を処分しましたが、今もモノに囲まれて暮らしています💦

それでも、家人は快適に通勤できているようで、この物件にしてよかったと思っています。

引越しのタイミングや事情はそれぞれなので実情に合わない場合もあると思いますが、ご参考になりましたら幸いです。

これから転勤等で引越しを迎える方々の物件探し、引っ越し作業等がスムーズに進むことを心よりお祈りいたします。

以上、本日は

引越し先物件の探し方~マンション?アパート?戸建?満足できる賃貸物件選びのコツ+再訪できない場合の採寸方法

という話題でした。

お読みいただき、ありがとうございます。

引越しって大変なんだね

不用品処分から物件選び(今ココ)、引っ越し見積もり、諸手続き、お付き合いのある方々にご挨拶、梱包、搬出、搬入、荷解きって続くんだよ~💧

引っ越しが決まったら最初にやるべきことはこちらです

www.3939life.com

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