こんにちは、さくさくです。
我が家の年間最大イベント夏の北海道旅行に、今年も行ってきました。
美しい風景、美味しかったもの、楽しい思い出はたくさんありますが、先ず一番にご紹介したいのは星野リゾートトマムの雲海テラス!
行く予定を立てた当日、朝4:30に雲海状況が発表されたときには、雲の中ということでした。
しかし1時間並んで雲海ゴンドラに乗車、山頂を散策していると、いい具合に雲が流れて素晴らしい雲海を見ることができました。
星野リゾートトマムの雲海テラスとは
雲海テラスは2006年に始まった、星野リゾート トマムの人気サービスです。
日高山脈など山に囲まれたトマムは、雲海の発生しやすい場所でもあります。
夏場にスキー場のゴンドラをメンテナンスしていたスタッフの発案で、雲海を見るためのゴンドラ稼働と山頂でのカフェサービスが始まりました。
サービス開始後は徐々に施設が拡充して2019年の雲海テラスはこのようになっています。
2015年9月にクラウドウォークがオープン、以降スカイウェッジ、コンターベンチ、クラウドプール、クラウドベッド、と雲海を楽しめる様々な施設が追加されてきました。
今年7月にはクラウドバーがオープンしています。
雲海ゴンドラ
雲海テラスはトマム山(1239m)の9合目付近、標高1088mの高さにあります。
エリア内バスや車で雲海ゴンドラ山麓駅へ行って、ここからゴンドラへ乗り換えます。
山麓駅
しかし、雲海ゴンドラの待ち時間が長いこと長いこと。
私が行ったのは8月14日、ピークの時期なので列の最後尾に60分待ちの表示がありました。
山麓駅の雲海ゴンドラ乗り場はこのようになっています。
入口から建物内に入って、1階を進みます。
トマム ザ・タワー、リゾナーレトマムに宿泊すると雲海ゴンドラの乗車券付きなので、1階を通り抜けて、ゴンドラ乗車待ちの列(青線)に並びます。
よその宿泊施設に泊まったり、日帰りで来た人は、右側に乗車券売り場でチケットを購入してから列(青線)に並びます。
大人1900円、子供1200円、ペット500円、結構高いです。
列の最後尾に並ぶと、↑の図の青線の状態だけでも「長っ!」と思ったのですが。
徐々に進んで建物内に入り、いよいよ乗れると思ったら、そこでビックリ。
階段を上がって建物2階に入ると、ここもすごい人です!
屋外で30分、建物内で30分並んで、やっと雲海ゴンドラに乗車することができました。
夏休みも終わりに近づいて、今シーズンこんなに混雑することはないと思いますが、来年以降も夏休みピークの時期に行く方はご注意ください。
朝一番でアクティビティの予定を入れていると、慌てることになります。
2019年の雲海テラスゴンドラチケット
雲海テラスゴンドラのチケットは毎年変わります。
数年前にはポストカードになっていて、山頂の郵便局から無料で投函できるものだったこともありました。
ことしの雲海テラスゴンドラチケットはこのようなデザインです。
プラスチックフィルム製で、雲の部分は透明です。
楽しい旅行の思い出に持ち帰って、大切に保管したくなるデザインです。
山頂駅
雲海ゴンドラに13分揺られると、山頂駅に到着です。
雲海テラス
山頂駅から外に出ると、そこは雲海テラス。
雲海ゴンドラから一番近いのが灯台デッキです。
灯台デッキ
雲海状況で確認した通り、辺り一面モヤモヤで真っ白。
そして座っている人々の格好で、気温の低さを感じていただけるでしょうか。
貸し出しのコートも用意されていますが、人が多いのですぐに出払ってしまいます。
雲海テラスに行くときは、真夏でもフリースか薄手のダウンジャケットがあると安心です。
私はフリースと薄手のウインドブレーカーを着て、ちょうどよかったです。
てんぼうかふぇ
灯台デッキではてんぼうかふぇが営業していて、絶景を眺めながら飲み物を楽しむことができます。
雲に見立てた綿あめをトッピングした雲海ソーダは子供や女子に大人気。
私はBBAなので、寒いところで冷たいものは飲めません。
雲の形のマシュマロを浮かべて飲む雲海コーヒーを注文しました。
てんぼうかふぇは、毎年メニューが変わります。
来年はどんなメニューで楽しませてくれるでしょうか。
雲海ゴンドラの乗車待ちで1時間並んで腰が痛かったのですが、座ってコーヒーを飲んだら元気がでました。
それでは雲海テラスを散策して眺めをチェックしましょう。
山頂駅の屋上から見ると、一面雲に覆われています。
雲海にならないのは残念だけど、早朝山の上で吸う空気は美味しくて気持ちいい。
そして雲の間から見える緑にも癒やされます。
案内板の順路に沿って進みましょう。
クラウドバー
今年オープンしたばかりのコーナーです。
鉄筋で作られた椅子は地上3mほどあるでしょうか。
横の梯子から登るのですが、これがメチャクチャ怖い💧
私も、こんな風に座ってみました。
高所恐怖症ではありませんが、目の前が開けていてかなりの高さを感じるためジェットコースター動き始めのようなお腹のゾワゾワ感がずっとありました。
クラウドバーの椅子に座ったところからの眺めです。
自分の足で立って眺めているのとはまた違う開放感・浮遊感がありました。
クラウドウォーク
星野リゾート トマムの雲海テラス紹介写真でよく見る、ここ数年の雲海テラスでは象徴的なコーナーです。
イメージは雲海の上を歩いている気分でデザインされたそうです。
クラウドウォークに行く途中、雲の中だったのが晴れてきた感じです。
そして、クラウドウォークの上に行くと…
下の方の雲はそのままで、遠くの山並みが見えてきました。
風や日差しで、雲は刻一刻と姿を変えていきます。
南向きの風が吹いて、いい具合に雲が溜まってきました。
少し離れて上から見ると、素晴らしい風景です。
宣材写真に採用してもらえそうな、絵に描いたような雲海が撮れました。
スカイウェッジ
クラウドウォークの上にある、船の舳先のような展望デッキです。
某映画のようなことをやってみたかったのですが、雲海テラスを楽しむお子様方とそれを撮影するパパママが多いので、この写真1枚撮ったら先へ進みます。
クラウドベッド
雲海テラスに現れた現代アートのような一角。
白いモコモコは雲粒(雲を形作る水滴)をイメージしたクッションで、触ると柔らかいです。
靴で上るのはダメですが、公式ページによると座ったり寄りかかって寛ぐのはOKだそうです。
コンターベンチ
山の傾斜に沿って等高線を描くようなイメージで作られたベンチです。
この日は、雲海が遥か眼下だったので不人気でした(笑)。
ベンチの高さに雲海が出た日には、目の前に雲海が広がる素晴らしい眺めが楽しめるのではないかと思います。
コンターベンチは全長117m、約200人が座れるそうで、結構大きな作りです。
クラウドプール
こちらも雲海テラスの紹介写真でよく見かけますね。
人が乗る部分は網張りなので浮遊感を味わえるそうです。
定員10名ですが、1組ずつ写真を撮るので長い列ができていました。
待ち時間が長くても、これは家族旅行のいい思い出になりますね。
下から見ると、こんな感じ。
足元フワフワの上に地上8mだそうですが、お子さん方は平気で乗ってました。
私はお腹がゾワゾワしそうなので、乗らなくてよかったです。
再び灯台デッキ
一周して、灯台デッキに戻ってきました。
ゴンドラで上がったばかりの頃より、ずいぶん雲が晴れました。
違う方向を見ると、こんな感じ。
雲の切れ間から星野リゾートトマムの施設が見えます。
雲の高さと厚さが絶妙なバランスの時、雲海になることがよくわかります。
雲海テラスから眺めていると、一旦出来た雲海も風の流れ日差しの温度で刻一刻と変化していきます。
5時の雲海テラスオープン時には雲の中だったのが、ゴンドラ待ちのおかげで雲海を見られて、とてもラッキーでした。
星野リゾートトマム雲海テラスへのアクセス
星野リゾート トマムへのアクセスと、広大な敷地の中の雲海テラスへのアクセス、2つに分けてご説明します。
星野リゾート トマムへのアクセス
星野リゾート トマムは、北海道の真ん中あたりにあります。
JR駅も高速インターも近いので、アクセスは非常に便利です。
青線が新千歳空港から電車で行くルート、赤線が新千歳空港から車で行くルートです。
新千歳空港から電車で
新千歳空港駅
↓ 快速エアポート 約3分
南千歳駅 乗り換え
↓ 特急スーパーとかちまたは特急スーパーおおぞら 約70分
トマム駅 下車
※列車の到着に合わせて送迎バスが待機しています。
新千歳空港からレンタカーで
新千歳空港にはレンタカー会社のカウンターしかありません。
カウンターで受付した後、送迎バスで少し離れたレンタカー会社のオフィスに移動します。
車を借りる手続きが完了したら千歳東インターから道東自動車道へ。
帯広方面へ進んで、トマムインター下車です。
レンタカー会社を出発して星野リゾート トマムの敷地まで90分程度です。
星野リゾート トマムのマップコード 608 511 304*40
雲海テラスへのアクセス
星野リゾートトマムへ行くのに迷う人はいないと思います。
しかし、その敷地にはトマム ザ・タワー、リゾナーレトマム、クラブメッドなど複数のホテルがあり、とても広大です。
星野リゾート内のホテルに宿泊して、エリア内バスで雲海テラスへ向かう場合は心配ありません。
日帰りや他所の宿泊施設から車で来る場合は、雲海テラスの場所がわかりにくいかもしれません。
我が家は、家人勤務先の保養所がトマムにあって毎年行くのですが(ホテルではなくて古いコンドミニアム)、数年前には雲海テラスに行きたくて敷地内で迷った家族を案内したことがあります。
なので雲海テラス(雲海ゴンドラ山麓駅・リゾートセンター)へのアクセスもご説明します。
外部から車で雲海テラスへ行く場合
雲海テラス(雲海ゴンドラ山麓駅・リゾートセンター)の場所は、以下のとおりです。
公道(夕張新得線)の星野リゾートトマム入口から入って1kmほど進んだところで左折します。
案内表示はありますが早朝で暗いと、わかりにくいかもしれません。
トマム ザ・タワーなどホテルの建物が間近に見えたら、行き過ぎです。
雲海ゴンドラ山麓駅のマップコード 608 510 339*11
宿泊してエリア内バスで雲海テラスへ行く場合
トマム ザ・タワー、リゾナーレトマムから雲海テラス(雲海ゴンドラ山麓駅・リゾートセンター)へはバスが出ています。
雲海テラスへは、一番遠いリゾナーレトマムからでも10分ほどの乗車時間です。
まとめ
雲海テラスに行ったのは4年ぶり、前回はクラウドウォークのできる前だったので、雲海を楽しむための仕掛けが充実しているのに驚きました。
そして北海道の大自然の中で見る雲海は素晴らしくきれいで感動的、この夏のいい思い出になりました。
また来年も、元気で同じ場所に出かけたいと思います。
以上、本日は
一度は見たい絶景!星野リゾートトマム雲海テラス&2019開設クラウドバー他雲海テラス全施設紹介
という話題でした。
お読みいただき、ありがとうございます。
雲海きれいだったね
心身ともに清められた感じがするよ
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