さくさくの日常

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備蓄OK?コロナ第2波と地震・台風災害に備えた食料と防災グッズの備蓄は今がチャンス

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こんにちは、さくさくです。

緊急事態宣言が解除されて、少しずつ日常に戻りつつあります。

新型コロナウイルス感染症の影響で、2月にはマスク、3月にはトイレットペーパーが店頭から消えました。

そして緊急事態宣言発出前の3月下旬、小池都知事が週末の外出自粛を要請すると、食料品を買い求める人々で混雑するスーパー空っぽの売り場が報道されました。

幸い、現在はメーカーや物流に関わる人々、小売店の皆様のおかげで、店頭の在庫も安定しつつあるようです。

あまり考えたくはないのですが、もしも新型コロナウイルスの第2波・第3波で再び緊急事態宣言が出たときのため、そして地震や大雨、台風など自然災害に遭った時のための備蓄は今がチャンスです。

家族の人数や年齢、居住地の状況に合わせて、備蓄するものを確認しておくことをおすすめします。

令和元年東日本台風の教訓

昨年、令和元年は大変な台風被害の年でした。

9月の令和元年房総半島台風(台風15号)では千葉県を中心に大きな被害が出ました。

10月の令和元年東日本台風(台風19号)では関東地方、甲信地方、東北地方など、さらに広い範囲で甚大な被害が出ました。

令和元年東日本台風(台風19号)の前には、再び首都圏を直撃する進路であったこと、非常に台風の勢力が強かったことで、気象庁が異例の早期記者会見を行い警戒を呼びかけました。

台風上陸予定の前日にはJRや私鉄など鉄道各社の計画運休が決まりました。

そしてデパートやスーパー、飲食店など市中のお店も次々に休業を発表しました。

多くの人が、自宅で過ごすためにスーパーで食料品を購入しました。

私も、2~3日買い物に行かなくても大丈夫なよう、多めに食料品を買いました。

その結果、多くのスーパーで棚が空っぽになりました。

また停電や断水などの台風被害に備えて、乾電池、懐中電灯、カセットコンロ、ミネラルウォーター、養生テープなども売り切れたところがありました。

東日本大震災や各地で震災が起った後も、防災用品が売り切れて、店頭に並ぶまで長い時間かかりました。

災害のたびに、同じことが繰り返されているのです。

 

買い占めしないために

地震や台風、大雨などの自然災害が起こると、多くの人が、同じタイミングで同じものを求めます。

そして、あっという間に品切れします。

災害時、水や食料、乾電池、トイレットペーパーなど必要なものは皆同じです。

普段から自宅に備蓄して、いざというときも購入する必要がなければ、他の多くの人に行き渡ります。

さらに「必要なものは自宅に揃っている」という安心感も得られます。

コロナ第2波や地震など、いざという時のために備蓄するには、物流の安定してきた今がチャンスです。

 

備蓄のための食料と防災グッズリスト

もしものための備蓄といっても、何をどれだけ準備すればいいのでしょうか。

食料を備蓄する目安は、少なくとも家族の人数✕3日分です。

これは最低量で、大きな災害でインフラが寸断された時のことを考慮すると、非常食と日常食品合わせて1週間分の備蓄が望ましいとされています。

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それでは、いざという時に誰もが必要となる、備蓄しておくべきものをご紹介します。

 

災害時、断水するとすぐに困るのが水の確保です。

飲料水や調理用として、一日あたり一人3リットル✕家族の人数分の水が必要です。

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我が家は二人家族なので

  • 2リットルペットボトルのミネラルウォーター6本入りを2箱
  • 500mlペットボトルのミネラルウォーター24本入りを2箱

購入して保管しています。

 
 

500mlのミネラルウォーターはスポーツクラブに行くときや外出時に持ち出して、古くなる前に消費しています。

 

賞味期限切れの水も飲める

ペットボトル入の水には賞味期限が表示されていますが、期限を過ぎても品質には変わりなく飲用することができます。

ペットボトル水は、長期保管しているうち少しずつ水が蒸発します。

計量法の規定に基づき、表示されている容量が確保できる期限としてペットボトル水の賞味期限は設定されています。

news.yahoo.co.jp

自宅で保管していたペットボトル水の賞味期限が切れていて、未開封でもその水を飲むのに抵抗がある場合も、非常時の生活用水として使うことができます。

ペットボトル水を賞味期限切れという理由で処分する必要はありません。

 

食料

上でも書きましたが、食料は最低でも家族の人数✕3日分、大規模な災害が起きることを考慮すると家族の人数✕1週間分の備蓄が推奨されています。

これは被災当日~2,3日分の非常食に加えて、日常使用する食品の日持ちのするものを組み合わせて備蓄すればOKです。

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被災直後はライフラインが止まることも考えられるので、調理や加熱のいらない非常食があると安心です。

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非常食と、米や乾麺、カップ麺類、パックご飯、シリアル、レトルト食品、缶詰、インスタント食品など日持ちのする日常食を組み合わせて用意します。

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 ※そうめんは乾麺の中でも湯で時間が短いので非常時に便利です。細いパスタ感覚で、レトルトのパスタソースと組み合わせても美味しいです。

※お子さんのいる家庭はお菓子やフルーツ缶もあると安心です。

 

生活用品

電気・ガス・水道のライフラインが止まると、思いがけないものが役に立つので備えておくと助かります。

 

台所周り

・カセットコンロ、ガスボンベ

被災直後の電気・ガスが復旧していない時でも、温かい食事をとって不安や緊張を和らげることができます。

オール電化住宅にお住まいの方は、停電するとお湯を沸かすこともできなくなるので特に準備をおすすめします。

 

ガスボンベ(カセットガス)は1人/1週間あたり6本必要とされています。

我が家では保管スペースがないので、2人分として6本備蓄しています。

 

 

・ポリ袋

被災後しばらくはゴミの収集もしてもらえないかもしれません。

45リットルの大きめのものから、大小サイズ違いであると安心です。

  • 手にかぶせて手袋代わり
  • 調理の時のボウル代わり
  • 食器にかぶせて洗い物削減

などに使えます。

 

・高密度ポリエチレン袋

一般的に売られているポリ袋とは違って、品質表示に高密度ポリエチレンと表示のある袋です。

高密度ポリエチレン袋なら、袋に米と水を入れて湯煎でご飯を炊いたり、材料を袋に入れて煮物を作ることができるので、災害時に洗い物の少ない調理が可能になります。

袋の空気を抜く、鍋底にお皿を敷くなどやり方にコツがあるので、動画を見るとよくわかります。

ポリ袋炊飯の方法はこちらで紹介されています。

sukusuku.tokyo-np.co.jp

災害とは全く関係ないのですが、私は週2~3回このポリ袋調理で鶏ハムを作ってます(笑)。

簡単にできて鍋を洗う手間が省けるので、とても助かってます。

ポリ袋で作る鶏ハムは、近いうちに記事にしてご紹介したいと思います。

 

 

・ラップ

お皿にかぶせて洗い物を減らしたり、直接触れずにおにぎりを作れます。

ラップの巻の長さは商品によって様々ですが、私は長持ちする50mか100mを購入して、常に未使用のものを1本置いています。

 

・アルミホイル

フライパンに敷いて調理したり、フタの代わりとして。

アルミホイルも、常に未使用のものを1本置いています。

 

・キッチンペーパー、調理バサミ

断水した場合、キッチンペーパーは布巾やタオルの代わりに、調理バサミはまな板を使わずカットできて重宝します。

 

トイレまわり

どんな非常時でも、トイレを我慢することはできません。

水や食料と同じくらい大切なのがトイレまわりの備蓄です。

 

・非常用トイレ(携帯トイレ)

専用の防臭袋と凝固剤のセットです。トイレが流せない場合に、洋式便器にかぶせて使います。

トイレが使えないと悲惨なので、万が一の災害に備えて必ず用意しておくことをおすすめします。

どれくらい用意すればいいかの目安として、災害用トイレ処理セットメーカー マイレットのサイトでは4人家族で1週間分60~200枚と書かれています。

実際に災害用のトイレを用意する場合には、どれくらいの量を用意すればよいのかわからないという人も多いでしょう。簡易トイレを用意する場合には、袋を交換するシステムになっているため、家庭で必要な枚数を算出しなければなりません。4人家族の場合に備蓄する簡易トイレの枚数としては、7日間を想定した場合として、排便する度に交換する場合には60枚排泄するたびに交換する場合には200枚を用意しなければなりません。4人家族で60から200枚の替えが必要になるため、人数が増えることに用意する枚数はどんどん増えることになります。(太字は筆者)

防災で必要な簡易トイレの必要数 | マイレットショップブログ

要は交換ペースの違いで、トイレを使うたびに交換すれば4人家族で1週間200枚必要、小用ならそのまま大便ごとに交換すれば60枚必要ということですね。

我が家のBOS非常用トイレは50枚の箱入りで、トイレットペーパー4ロールほどの大きさです。

10年間保存できるので、お守りだと思ってトイレの収納に入れてます。

 

 

・トイレットペーパー

新型コロナウイルスの影響で、3月にトイレットペーパーが店頭から消えた時には驚きました。

今までにも東日本大震災の後など、大きな災害の後にはトイレットペーパーが売り切れたことがあります。

トイレットペーパーの40%は静岡県で生産されているため、東海地震等が起こると深刻な供給不足となる恐れがあります。
経済産業省では各家庭で1ヶ月分の備蓄を呼びかけています。

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私は、普段ドラッグストアで一般的なトイレットペーパーを購入していますが、災害時の備蓄用として長尺(2倍巻き・3倍巻き)のトイレットペーパーを18ロール用意しています。

 

 

リビングまわり

その他、リビングや家の中で必要になるものです。

 

・懐中電灯

懐中電灯は皆さんお持ちだと思います。

しかし使う機会がないまま放置していると、中の電池が過放電を起こして液漏れしていることがあります。

私も何度も液漏れで懐中電灯をダメにしています💧

反省したので、今は毎年9月1日に家中の懐中電灯の電池を新しいものに交換することにしています。

夜、寝ている時に地震が起きて停電するのが一番怖いので、寝室の枕元には小さなLEDランタンを用意しています。

 

 

・乾電池

「念の為に備蓄!」と多めに買って、使い忘れたまま放電してしまったり、どれが未使用かわからなくなりがちなのが乾電池です💧

私は、毎年8月下旬に家中の懐中電灯とラジオの電池を購入しています。

乾電池はお守り代わりと思って、少し高いのですがパナソニックのエボルタにしています。

 

防災の日、9月1日に電池を入れ替えて、懐中電灯から抜いた古いもの(といってもほぼ未使用)はリモコンや時計等に入れて使っています。

また充電して何度も使うことのできるパナソニックのエネループ充電池も単3と単4サイズを持っていて、台風などの前日には充電しています。

 

 

・ラジオ

ラジオもスマホで聴ける現代ですが、首都直下型地震などで情報が寸断された時のために用意しています。

 

 

・ティッシュペーパー、ウェットティッシュ

今年の3月にはトイレットペーパー不足の影響で、ティッシュペーパーも一時店頭から消えました。

常に未使用の5箱パックを用意しています。

我が家は家の中でウェットティッシュを使う習慣はありませんが、ウェットティッシュも店頭で購入できるようになったので、災害のために備蓄しておこうと思っています。

 

・モバイルバッテリー

地震や豪雨災害のたびに、モバイルバッテリーは必ず用意しておくべきという経験談を耳にします。

私達の生活はスマホなしには何もできなくなってしまいました。

大切な家族と安否の連絡を取るのもスマホです。

外出用に軽量のものがあるなら、自宅用として家族で充電できる大容量のものもあると安心です。

 

 ※モバイルバッテリーは、ジャックの形が様々でケーブルが別売りの場合もあります。購入したら必要なケーブルが揃っているか確認してください。コンセント~モバイルバッテリー~スマホを実際に接続してみることをおすすめします。

 

・現金

キャッシュレス化が進んで、何でもスマホで決済できるようになりました。

私も、何日も財布に触れないことが普通になりました。

しかし、万が一に備えて現金は必ず用意しておくべきだと思います。

非常時に、お釣りをもらわずに買い物できるよう1万円程度を千円札と小銭で用意しておくと安心です。

 

・ウォータータンク

災害後、断水が続くと給水車が出動して水の配給を受けられるようになります。

ペットボトルで確保した以外にも生活用水として様々な場面で水は必要です。

給水を受ける時に必要なのがウォータータンクです。

ウォータータンクは大きいと、水を入れた時の持ち運びが大変です。

ご自分の体力や自宅の階段、段差を考えてサイズを選んでください。

我が家は収納場所がないので、普段は小さく折り畳めるこのスパウトバッグを3つ備蓄しています。

1つの容量が6.5Lなので、3つで20Lポリタンク相当の水を運べます。

 

 

備蓄と在宅避難

私が備蓄について考えるようになったのは、東京では避難所が不足していると知ったからです。

 

避難所が足りない

内閣府の首都直下地震避難対策等専門調査会の資料では、東京湾北部地震(M7.3、冬18時発災、風速15m/s)が起きると、約49~60万人分の避難所が不足するとの試算があります。

また東京ではマンション居住者が多いこともあって、在宅避難が推奨されています。

今まで「災害が起これば、避難所に行って助けてもらう」と漠然と考えてきました。

しかし東京の避難所は、自宅に居住できなくなった被災者を一時的に受け入れ保護するための場所なのです。

不安だからと避難所に行っても、入るスペースはないかもしれません。

赤ちゃん連れのお母さんや高齢者、体の不自由な方など、手助けを必要とする方はたくさんいます。

幸い、自分は元気なので、災害が起きても自力で何とか過ごさなければならない。

これが備蓄について真剣に考えるようになったきっかけです。

 

災害食と備蓄の参考書

高密度ポリエチレン袋を使った調理を知りたくて調べるうち、今泉マユ子さんの「もしもごはん」という本を知りました。

家族のために災害に備えて何を備蓄しておくか、被災してから1週間在宅避難生活でどんなものを食べて過ごすか(レシピ)、その他家の中で備えておくべきことなど、とても勉強になりました。

家族のための防災食にどんなものを準備しておけばいいか知りたい方には特におすすめです。

 

 

まとめ

自分が被災した時のことを考えるのは嫌なものです。

それに、備蓄にはお金もかかるし面倒です。

私も若い頃はお金がなかったので「地震なんか何十年に一度しか来ないし、いざという時は避難所に行けばいいから」と備えを怠っていました。

しかし50年以上生きている間には、阪神淡路大震災、東日本大震災、その他にも数々の地震被害がありました。

近年は、台風や豪雨災害も多発しています。

自分でできる備えはやっておくべきだと考えるようになりました。

新型コロナウイルス感染症がこのまま収束するのか、第2波・第3波がやってきてまた外出自粛を要請されるのかもわかりません。

万が一、急な事態で日用品や食料が店頭から消えても慌てなくていいよう計画的に備蓄したいと思います。

備蓄品を買う時は、一度に大量に購入すると他の人が困ることになります。

再び品不足や買い占めが起きることのないよう、自重しながら買い物することが必要です。

また備蓄した食料は、普段の生活の中で消費しながら補充すると無駄がありません。

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この記事では、農林水産省の災害時に備えた食品ストックガイドのページを参考にして、イラスト等もそちらより掲載させていただきました。

大変ためになる情報ありがとうございました。

以上、本日は

備蓄OK?コロナ第2波と地震・台風災害に備えた食料と防災グッズの備蓄は今がチャンス

という話題でした。

お読みいただき、ありがとうございます。

大地震くるのかな?

災害は起こらないのが一番だけど、万が一起こった時困らないようにもしておかないとね

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