こんにちは、さくさくです。
梅雨のこの時期、体調管理上手くいってますか?
私は全くダメです💦
偶然にもタオルと使い捨てカイロで楽になったので、やり方をお伝えします。
気象病とは
最近よく聞く言葉ですが、以前から言われていますね。
「台風が来ると頭痛がする」
「天気が悪いと過去に怪我したところが痛む」
ご自身や、身近な人でこういう経験をした人はいませんか?
私自身も、過去に追突されて頚椎捻挫(むち打ち)をやって以来、台風や長雨の時には腰が痛いです。
気象病はなぜ起こる?
快晴のカラッとした日に具合の悪い人は少ないはず。
普段元気だけど今日は調子悪い、そんな日を観察すると梅雨時や秋の台風シーズン、長雨など悪天候の時が多いのではないでしょうか。
それは気象病が低気圧と関係しているからです。
低気圧、つまり普段との気圧差、気圧の変化で自律神経が乱れます。
自律神経とは
自律神経とは交感神経と副交感神経の総称です。
自律神経は本来、時間の経過に応じて相互にバランスを取っています。
朝起きて徐々に交感神経優位が強くなり活動に適した状態になります。
昼間のピークを過ぎると、交感神経の働きは徐々に弱くなります。
夕方以降は副交感神経が優位になって、体の状態を睡眠に向けて調整します。
しかし現代の生活は長時間労働や夜勤の仕事、ベッドに入ってもスマホを使うなど、自律神経を乱す要素が満載です。
交感神経優位
交感神経は日中、活発に行動するための神経です。
脳や神経は興奮し、心拍数は上がります。
視覚情報をたくさん取り入れるために瞳孔は開き、涙の分泌は少なくなります。
膀胱や直腸の筋肉も締まって、頻繁に排泄しなくていい状態です。
交感神経が適度に優位だと、いい緊張感を保って機敏に動くことができます。
しかし交感神経優位が強すぎると、体の緊張感も強くなりすぎて筋肉が強張り神経が興奮します。
その結果、体に痛みを感じることがあります。
副交感神経優位
副交感神経は睡眠をとったりリラックスするための神経です。
脳や神経は鎮まって、心拍数も下がります。
睡眠に備えて瞳孔は縮小し、涙の量が増えます。
膀胱や直腸、全身の筋肉が弛緩して、緩んだ状態になります。
睡眠とその前後、そして食事や排泄など生理的欲求を満たしている時ってホッとしますよね、その状態です。
リラックスすることは人間にとって絶対必要です。
しかし副交感神経優位が強すぎると、だるくて気分がすっきりしない、眠くて頭がぼんやりしている状態が続きます。
内耳→自律神経の連携がうまくいかない
人は気圧の変化を、鼓膜の内側の内耳という器官で感じます。
脳は、内耳から伝わった気圧差に合わせて自律神経で体を調整します。
この時に交感神経と副交感神経のバランスが悪い、どちらか一方が強すぎる状態だと、気象病のような症状が出ると考えられています。
気象病予防策
一般的な気象病の予防策をご紹介します。
基本的には自律神経を整えるためによいとされていることと同じです。
・規則正しい生活
・十分な睡眠
・朝食をしっかり食べる
・適度な運動
・エアコンに頼りすぎず適度に汗をかく
・首や肩のストレッチ、マッサージ
・ぬるめのお湯にしっかりと浸かって入浴する
・耳の血流がよくなるようにひっぱったりくるくる回してマッサージ
・抗めまい薬や酔い止めの薬を飲む(医師・薬剤師に要相談)
・自律神経を整えるツボにお灸する
・自律神経を整える漢方薬をのむ
・アロマテラピーやマッサージを受けてリラックスする
こんなところでしょうか。
私は睡眠や運動以外では、首や肩のストレッチとお灸(せんねん灸)をやっています。
それでも調子が悪い時は辛いです。
私の気象病
ここからは現在の私が感じる気象病についてです。
むち打ちの後遺症
最初に書きましたが、数年前に交通事故で追突されました。
むち打ち(頚椎捻挫)で10ヶ月通院して完治しませんでした。
時間の経過とともに少しずつ症状は和らぎましたが、冬の寒い時期や台風の来た時には痛みを強く感じるようになりました。
こうして天気によって不調が訪れることを初めて知りました。
乳がん手術の後遺症
4ヶ月前に乳がんの手術を受けました。
乳がん自体は非浸潤がんで転移しないので、左乳房の全摘手術のみで投薬はありません。
乳房全摘と同時に、自家組織で乳房再建したので治療はほぼ終了です。
再建した左胸と、脂肪を切り取ったお腹の経過も順調です。
しかし、手術した側の肩に痛みが出ました。
乳がん手術の後遺症で左肩の動きが悪くて、この2ヶ月ほどは五十肩のような痛みがあります。
更に梅雨時の湿気と低気圧で肩から背中にかけてバリバリに凝って痛い。
ここ数日は朝起きて、家人を送り出して(当然朝食なんか作らない。見送るだけ。)午前中ドヨーンとソファでgdgdして最低限の家事(洗濯だけ。)やるのみ。
夜もベッドで寝てると1~2時間おきに肩の痛みで目が覚める。
目が覚めると、どんな体勢でも肩が痛くて身の置き所がなくてなかなか眠れない。
こんな感じで割と辛かったです。
気象病の痛みに使い捨てカイロ
そんな中、ふと大量買いした使い捨てカイロが残っているのを思い出しました。
真冬の寒い時、使い捨てカイロを腰に当てるとじんわり温まります。
カイロの熱で痛む腰がずいぶん楽になるので箱買いして放置していたヤツです。
「これを使うといいかもしれない」
そこで考えました。
これ、どうやって肩に当てよう。
浴用タオルを準備
少し考えていい案が浮かびました。
まず浴用タオルを1本用意します。
ホテルタオルみたいな分厚くて上等なものだとカイロの熱が伝わりにくいです。
ペラペラの温泉に入る時使うくらいのものがいいと思います。
↑タオルの柄が味わい深すぎるw
タオルを広げて、中央に使い捨てカイロを置きます。
下側を3分の1幅折り返します。
上も3分の1幅折り返します。
去年指宿に行って砂蒸し温泉入った時に買ったタオルが実はお気に入りw
あとは簡単、使い捨てカイロを包んで細長くなったタオルを首にかけるだけです。
実際に使ってみると、首から肩にかけてじんわり温まってほぐれる感じ。
とても気持ちよくて、気分も穏やかになります。
首は体温調節のキモ
首には、皮膚のすぐ下に頸動脈という太くて大きな血管が通ってます。
この首を上手に温めたり冷やすことで快適に過ごすことができます。
首を温める
首を温めると、頸動脈を通っている血液も温まります。
全身に温かい血液を巡らせて体を温めるのに、首は非常に効率のいい場所なのです。
体を温めて血行をよくすることは、筋肉や神経の緊張をほぐし交感神経・副交感神経のバランスを整えるためにも役立ちます。
首を冷やす
これから迎える本格的な夏、猛暑の屋外を歩いて汗だくになった時には首を冷やせばすぐに汗が引きます。
皮膚のすぐ下を通る頸動脈を冷やすことで、全身に冷たい血液が巡ります。
保冷剤や氷を首に当てると、あっという間に体温が下がることが実感できるはずです。
ただし首を冷やすのは、冷え性や気象病で不調を感じている方にはおすすめしません。
まとめ
この1ヶ月ほど、私の周りでは体調を崩している方が多いです。
人間も宇宙の中の地球の住人、そう考えると天気や気圧の影響を受けるのは当然なのかもしれません。
私も、少しでも快適に過ごしたくて使い捨てカイロの使用を思いつきました。
そしてあまりにも気持ちいいので、気象病でお困りの方に知って欲しくて記事にしました。
少しでもお役に立てたなら幸いです。
気象病の改善には、天気と体調の関係を記録することもいいそうです。
ある程度記録すると、天気で予想がついて心構えができるのだとか。
頭痛ーるというアプリは気象病の方で愛用者が多いようです。
無料で使えるのでご紹介しておきますね。
それから、もう少しだけ肩の痛みが和らいだら、この考え方で元気な人に近づきたいと思います。
私の大好きな記事です。
少しでも元気になって、楽しく夏を迎えられますように!
以上、本日は
気象病をぶっ飛ばせ!梅雨時の不快感はタオルと使い捨てカイロで断然楽になります
という話題でした。
お読みいただき、ありがとうございます。
さくさく、病院行った?
乳腺外科の先生に聞いたら、最初はみんな肩が動かないんだって
どんどん動かせばよくなるから心配ないって言われたよ
痛みだけ上手に付き合いたいな
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