さくさくの日常

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台風19号の被災地支援~募金(義援金・支援金)・ふるさと納税の災害支援・ボランティア等支援できることまとめ

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こんにちは、さくさくです。

令和元年台風19号は、大変な災害となりました。

多くの河川が氾濫して、堤防が決壊しています。

自然の力の大きさに驚くとともに、被害の甚大さに胸が痛みます。

被災された方々には、心よりお見舞いを申し上げます。

何とか台風をやり過ごした私達ができることと言えば、被災地支援です。

台風19号で被害のあった地域に向けて、これからできる募金・寄付やボランティア活動についてまとめました。

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台風19号からの復興を募金・寄付で支援する

私達が、台風19号で被災した地域に対して一番手早くできることは寄付です。

募金に応じる際「義援金」「支援金」という言葉をよく聞きます。

義援金と支援金は、どう違うのでしょうか。

また、ふるさと納税の災害支援についてもご説明します。

 

義援金

義援金とは、被災した方々へ送るお金です。

集まった全額が、被災者の皆様へ届けられます。

義援金の募集から配分までの仕組みは、以下の通りです。

 

義援金の流れ 

被災都道府県義援金配分委員会を設置します

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日本赤十字社等が義援金の募集、受付をします

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集まった義援金は、各被災都道府県の義援金配分委員会へ送られます

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義援金配分委員会の決定に基づき管下の配分対象市町村へ送金されます

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被災された方からの申請に基づいて、各市町村から被災者の方々へ届きます

 

義援金は、日本赤十字社や赤い羽根共同募金、各自治体、TV局などが受付しています。

 

義援金のポイント

※義援金は、被災地での救命・復旧活動には使われません。

※義援金は、被災した県が設置した義援金配分委員会によって、寄付金の100%が公平・平等に被災者に配分されます。

※義援金は、災者数などの正確な情報を把握した後に、被災自治体が担当して均等に分配します。被災した方の手元に届くまで時間がかかります。

 

義援金の募集団体

時間はかかるけれども、自分の気持を被災した方々のところへ直接届けてもらえるのはいいですね。

「自分は義援金を贈りたい」という方へ義援金の募集団体として日本赤十字社赤い羽根共同募金をご紹介します。

どちらも義援金に対して税制上の優遇措置があります。

 

支援金

自分の選んだ団体に寄付することで、団体の活動を通じて被災地支援できるのが支援金です。

被災地支援を団体に託すイメージです。

寄付を行って被災地で活用されるまで、義援金より早いのが特徴です。

 

支援金の流れ

各機関やNPO、ボランティア団体等が支援金を募集します

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集まった支援金は各団体が、独自の責任と判断で使いみちを決定します

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各団体が行う、被災地での人命救助・インフラ整備・復興などに使われます

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支援金の使途や、各団体の収支報告が行われます

 

支援金のポイント

※支援金は、各機関や団体の判断により被災地での救命・復旧活動などに使われます。

※支援金は、各機関や団体が独自に使いみちを決定するので、使途や収支報告を行って透明性を確保しています。

※支援金は、災害の発生後、各機関や団体が各自の判断で運用するので、活用されるまでの時間が短いです。

 

支援金の募集団体

「とにかく早く被災地を支援したい」「被災地の復興に役立てて欲しい」そんな時には支援金が適しています。

災害復興支援のために支援金を受け付けている団体は様々です。

初めて支援金を送る方のために、安心できる大きな団体をご紹介します。

 

義援金と支援金の違い

説明だけではわかりにくい義援金と支援金の違いを、図にしてみました。

上の説明と併せて、ご自分の希望に合う支援を選んでください。 

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ふるさと納税の災害支援

災害が起こった際の寄付として思いつくのは「義援金」「支援金」です。

しかし、ふるさと納税でも災害支援は可能です。

ふるさと納税のポータルサイトから、被災自治体に直接寄付金を届けることができます。

返礼品を受け取らないことで、全額を街の復興に役立ててもらうことができます。

ふるさと納税制度を利用するので、控除上限額内の寄付であれば、実質2,000円で被災地支援に貢献できます。

 

その他できる寄付

ご紹介した以外にも、様々な団体が台風19号被災地支援の寄付を集めています。

学生さんや若い方で、少額でも自分のできる範囲で寄付するのはとてもいい事だと思います。

コンビニのレジ横でも、気軽に支援の気持ちを表すことができますね。

ただ街頭募金等、その場限りのもの信頼できる団体か確認してください。

残念ですが、善意を踏みにじる募金詐欺も横行しています。

自分の気持ちを被災地と被災した方々に届けるために、最初に相手を確認して、信頼できるところに寄付してください。

 

税制上の優遇措置

寄付には、税制上の優遇措置を受けられるものがあります。

税制上の優遇措置を受けられるかどうかは

 寄付の目的(義援金・支援金など)

 寄付の相手先(日本赤十字社・赤い羽根共同募金など)

 寄付の制度(ふるさと納税)

によって決まります。

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総務省 ふるさと納税以外の寄附金税制 より

 

台風19号の被災地支援として寄付をして、税制上の優遇措置を受けたい場合は、寄付の相手先が対象となっているか確認してください。

また寄付を行った後には領収証の受領と保管、確定申告等の手続きも必要です。

 

確定申告は難しくない

令和元年の確定申告は、来年1月から国税庁の特設ページで行うことが出来ます。

給与所得者の場合は、源泉徴収票と寄付金の領収証を用意して、画面の指示通りに入力するだけです。

税務署で手続きしてe-Tax用のID・パスワードを発行してもらうか、マイナンバーカードとカードリーダーがあれば、ネット上で確定申告の手続きが完了します。

 

台風19号からの復興をボランティア活動で支援する

災害の後には、現地に駆けつけるボランティアの姿を報道で目にします。

多くの人たちがボランティア活動に汗を流す姿を見ると、頭が下がります。

何度もボランティア活動に参加しているベテランボランティアさん、尾畠春夫さんのようなスーパーボランティアは、素晴らしいお手本です。

「これからボランティア活動をはじめたい」そんな方に注意すべきポイントをご紹介します。

 

  • 災害ボランティア活動は、ご自身の意志と責任で参加するものです。
  • 事前にしっかり被災地の情報を収集して、現地に行ける状態か否か判断してください。
  • 事前に、現地の災害ボランティアセンターに連絡して、ボランティア活動の参加方法や注意点を確認してください。
  • 災害ボランティアは自己完結が基本です。ボランティアバス等の運行がなければ、現地への往復・宿所は自分で手配する必要があります。水や食料も現地調達はできません。事前に準備してボランティア活動に臨んでください。
  • 被災地でのボランティア活動は、重労働かもしれません。危険が伴うこともあります。万全の体調で参加して、安全確保に留意してください。
  • もしものために、ボランティア活動保険に加入して参加してください。
  • 家族の理解を得て、行き先と連絡先を告げておきましょう。

災害ボランティア活動に関する情報が入手できるページはこちらです。

 

まとめ

台風19号の接近と上陸で、被災しなかった私達ができることをまとめました。

近年大きな自然災害が多発しています。

被災するかしないかは、たまたま運がよかったか悪かったか紙一重だと感じています。

次は自分が被災者の立場かもしれません。

支援できるというのは幸せなことです。

お互い様の精神で、平時には自分のできることを少しずつやりたいと思います。

なお寄付金には、税制上の優遇措置を受けられるものと受けられないものがあります。

優遇措置を受けたい場合は、対象になるか事前にご確認ください。

我が家では、優遇措置で税金が安くなった分をまた寄付に回せるので、日本赤十字社かふるさと納税で寄付することが多いです。

最後に改めて、台風19号で亡くなられた方のご冥福をお祈りするとともに、被害を受けられた方々へお見舞い申し上げます。

一日も早い復興を願っております。

以上、本日は

台風19号の被災地支援できること~義援金・支援金・ふるさと納税の災害支援・ボランティア等まとめ

という話題でした。

お読みいただき、ありがとうございます。

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