こんにちは、さくさくです。
新しい元号を「おめでとう」という挨拶で迎えられることができる時代がくるとは。
前回の改元を覚えている私には、新鮮な驚きです。
さて、新時代令和の第一日目、内堀通りを散歩したら天皇陛下・皇后陛下とまさかの遭遇。
新時代を実感できて嬉しかったです。
桜の終わった千鳥ヶ淵
ちょうど一月前、桜の盛りだった頃とは全く違う千鳥ヶ淵。
緑が眩しくて、植物の生命力を感じます。
これは午前10時半くらい。
桜の頃は、あんなに人で溢れかえっていたのに、今日は誰もいません。
すごく静かでのんびり出来ます。
今はツツジが盛りでした。
ここは、いつ来てもゴミひとつ落ちてなくてとても綺麗です。
関係者の方やボランティアの方のお気持ちを感じます。
お花見の時期には大人気だったボート場も今日は休業だったようです。
職員の方が、ボートを拭き上げてきれいにしていました。
千鳥ヶ淵戦没者墓苑
千鳥ヶ淵緑道のお濠と反対側に千鳥ヶ淵戦没者墓苑があります。
前々から気になっていたのですが、今日初めて参拝しました。
門のところに、この千鳥ヶ淵戦没者墓苑がどういうところか説明書きがあります。
千鳥ヶ淵戦没者墓苑は、先の大戦において海外で亡くなられた邦人のごお遺骨を納めるため、昭和34年、国により建設された「無名戦没者の墓」です。
ここに納められている御遺骨は、昭和28年以降政府派遣団が収容したもの及び戦後海外から帰還した部隊や個人により持ち帰られたもので、軍人軍属のみならず、海外において犠牲となられた一般邦人も含まれており、氏名を特定できない等の理由で、いずれも遺族に引き渡すことのできないものです。
ここは戦没者の遺族だけでなく、誰でも自由に参拝することができます。
敷地の中は、緑豊かでとても静かです。
この奥に、御遺骨が納められた六角堂があります。
平成という時代を30年間平和に過ごせたこと、穏やかに令和という時代を迎えられたことは本当にありがたいと思います。
今のいい時代を築くために、過去に戦争で犠牲になって家族のもとに帰れなかった人が大勢いる。
その方たちに、日本人として祈りを捧げたくて行きました。
皇居半蔵門
内堀通りを反時計回りに、半蔵門まで来ました。
すると、たくさんの人がいて報道のカメラもいっぱい。
近くにいた警察官の人に聞くと「間もなく皇后陛下がお通りになる」とのこと。
これは!と思って、私も待つことに。
秋篠宮ご夫妻ご退出
皇后陛下!と思ったら秋篠宮ご夫妻のお車でした。
写真が悪くてスミマセン。
でも秋篠宮皇嗣殿下と紀子妃殿下が見えました。
秋篠宮眞子様・佳子様ご退出
続いて、眞子様・佳子様のお車が通りました。
皇后陛下ご退出
ネットでニュースを見ると、即位後朝見の儀が終わってご退出になるところらしい。
秋篠宮ご夫妻が通られた後、暫く待っていると皇后陛下のお車が出てきました。
遠目にも、車が大きいのがわかります。
↑車の中央に見えるのは、皇后陛下じゃなくてお付きの方です(笑)。
何と、皇后陛下のお車も眼の前で見ることができました。
窓を開けて手を振ってくださってます。
令和の始まりに、何とも幸運な出来事でした。
天皇陛下は違う門を使われるらしく、内堀通りを先へ進みます。
皇居桜田門
桜田門まで来たところで、また人とカメラがいっぱいいる!
警察官の人に「どなたがお通りになるんですか?」と聞くと「天皇陛下です」との返事。
これは!と思って、また待ちました(笑)。
天皇陛下ご退出
30分ほど待っていると、天皇陛下のお車が出てきました。
一番よく見えるのは、またお付きの人ですが(笑)手を振ってくださっているのがわかります。
車列はあっという間に遠ざかっていきました。
しかし、時代の節目に立ち会えたようで嬉しかったです。
皇居前広場
さらに内堀通りを進んで皇居前広場まで来ました。
ものすごい人、人、人です。
内堀通りと行幸通りの交差点
ここは道路の両側とも眺めがいいのでとても好きな場所です。
皇居側:江戸城富士見櫓
ここもすごい人です。
東京駅側
東京駅は近くで見るのもいいですが、行幸通り越しにこうして見るのも好きです。
皇居清水門前から
お濠越しに日本武道館の屋根が見えました。
これで、ほぼ内堀通り一周です。
新緑を楽しんで、天皇陛下・皇后陛下とも遭遇できて、令和初日は思い出に残る一日になりました。
まとめ
内堀通りは、皇居を囲む外周道路のうち一番内側の道路です。
「城郭と高層ビルの道」として日本の道100選のひとつに選定されているそうです。
内堀通りを歩いているあいだ中、江戸城の名残を感じることができます。
そして東京駅近辺では大都会のど真ん中にいることを実感します。
一周8kmくらいで、いろんな東京を楽しむことができます。
東京の滞在で時間がある時、ふらりと歩いてみるのに超おすすめです。