こんにちは、さくさくです。
自宅のプリンター使ってますか?
我が家は年賀状と、たま~に文書印刷するくらいです。
先日、印刷したら黒インクがかすれまくって使い物にならず💦
そのうちメンテナンスしようと放置していたら、家人が「今すぐ印刷したい」というので大慌てした話です。
家庭用のインクジェットプリンター今昔
プリンターが大活躍していた時代
ここに2010年の調査結果があります。
自宅でプリンターを所有している人の割合は90.9%。
利用目的は
- 年賀状印刷(79.4%)
- ウェブページの印刷(66.9%)
- 仕事や宿題等で自分の作成した文書を印刷(50.3%)
の順だそうです。
2010年といえば家庭にパソコンとデジカメ、プリンターが行き渡り、子供の写真を入れた年賀状が全盛期だった時代ではないでしょうか。
利用目的2位のウェブページの印刷、私はネットで見つけたレシピなんか印刷してました(笑)。
また、待ち合わせのお店の地図や、待ち合わせ日時の書かれたメールそのものも印刷していました。
まだスマホが普及する前で、一歩外に出たらパソコンの中身を確認するのも大変だった時代です。
日本でiPhoneが発売されたのは2008年7月。
2011年1月の調査ではスマホの利用率は7.6%しかありませんでした。
出典)株式会社ディーツー コミュニケーションズ スマートフォン普及動向調査
この頃は情報を持ち歩くのに、紙が大活躍していたのです。
家庭用のプリンターもそれなりに活用されていたと思います。
プリンター冷遇のスマホ時代
時代は代わって、スマホ全盛期となりました。
平成30年の調査では、スマホの世帯普及率は79.2%、パソコンよりも高いです。
スマホがあれば、メールも地図も手のひらの中。
便利なウェブサービスが登場したおかげで、繰り返し見たいウェブページも印刷して保存する必要がなくなりました。
同時に、SNSの普及などで年賀はがきの発行枚数も2003年をピークに減り続けています。
自宅にプリンターがあっても「前回使ったのは年賀状を印刷する時」という方も多いのではないでしょうか。
最近は自宅にプリンターがないという方も多いようです。
ネットプリントがあるから、プリンターがなくても困りませんよね。
さくさく家のプリンター
我が家も、世の中の流れと全く同じです。
プリンターを使うのはほぼ年賀状印刷の時期のみです。
写真を印刷することもないので、一番安い数千円のものを購入しています。
印字がかすれる
我が家のプリンターは、年末に酷使したら数ヶ月放置です。
先日、電源を入れていきなり印刷したらこの状態💦
これ、目次のページなのですが、全く用をなしていません😱
数ヶ月使わない間にインクが詰まってしまったようです。
そのうちメンテナンスしようと放置していたら、家人が「今すぐ印刷したいものがある」と言い出しました。
プリンターのヘッドクリーニング
仕方ないので、プリンターのユーティリティ画面からヘッドクリーニングを実行します。
印字のかすれ具合がひどいので、丁寧に2回(笑)ヘッドクリーニングをやりました。
ワクワクしながらノズルチェックプリントすると…
やっぱり印字がかすれる
何と、この状態。
丁寧に2回もヘッドクリーニングしたのに🤬と思いながら、再度ヘッドクリーニングします。
しかし何回ヘッドクリーニングしても、この状態。
しかもヘッドクリーニングする前より、かすれ具合がヒドいです😭
この後、何度ヘッドクリーニングしても変化なし。
30分以上ヘッドクリーニングとノズルチェックプリントを繰り返しました。
「これは無理」と思って、家人にはネットプリントを勧めました。
しかし「社外秘の資料だからそんなことできない」との返事。
(社外秘なら自宅で印刷するなよ💢…と思うのですがw)
インクカートリッジを外して再セット
ノズルチェックプリントを見ると、黄赤青はきれいに印刷されています。
黒色インクだけがかすれて印刷できない。
そんな中、ふと閃いてインクカートリッジを外してみることにしました。
我が家のプリンターだと、通常プリントヘッドは右端の状態です。
通常のインクカートリッジ交換と同じで、ゴミ箱マークのキャンセルボタンを長押しします(EPSON PX-105の場合)。
プリントヘッドが動き出したらボタンから手を離します。
プリントヘッドがインクカートリッジの交換位置に移動しました。
ここで黒色インクカートリッジを一旦外して、セットし直します。
カチッと音がして、きちんとセットしたことを確認したら、再度キャンセルボタンを押します(EPSON PX-105の場合)。
ガタガタジージーと音がしてインク充填が始まります。
エプソンのマニュアルによると、インクカートリッジ交換時のインク充填は1分半ほどかかるそうです。
しかし今回カートリッジを装着し直した時は、かなり長い間ガタガタと動いていました。
体感的には5分以上かかった感じです。
そして「これでダメならプリンター買い替え」と思いながらノズルチェックプリントした結果は。
見事、黒色インクも復活しました!
家人の印刷要望もクリアできてホッとしています。
まとめ
「プリンター ヘッドクリーニング」で検索すると、ヘッドクリーニングしてもきれいに印刷できない場合の対応策がいろいろ出てきます。
インクカートリッジを外して
・プリントヘッドのノズル部分をを水かお湯で洗う
・プリントヘッド用の洗浄液を使う
などの方法があるようです。
しかし水かお湯で洗えば乾燥するまでプリンターは使えません。
プリントヘッド用の洗浄液も、注文してから届くまで時間がかかります。
インクカートリッジを外して再セットする方法なら、インクの充填時間だけでプリンターが使えるようになります。
プリンターを使おうとしたら何度ヘッドクリーニングしても印字がかすれて使いものにならない、そんな時まず一度試してみていただけたらと思います。
なお、記事中でご説明した手順は、さくさく家のプリンターEPSON PX-105の場合です。
インクカートリッジ交換の手順は機種やメーカーによって異なるので、実行される際はお持ちのプリンターの取扱説明書をご確認ください。
以上、本日は
ヘッドクリーニングしても印字がかすれるプリンター、きれいに印刷するため次にやるべきこと
という話題でした。
お読みいただき、ありがとうございます。
プリンター、放置されて拗ねたんじゃない?
うん、年賀状の時しか使わないからそうかもね💧