こんにちは、さくさくです。
早口言葉みたいなタイトルでスミマセン。
つまらないことをググっているうち一日が終わるのが私の悪い癖なのですが(でも次から次に興味が湧いてくるから仕方ない)昨日知った衝撃の事実がこれ。
写真はイメージです。アフラックのがん保険についての記事ではありません。
がんになってもがん診断給付金の出ないがん保険があるらしい。
ちょ、それ、話が違うやん…って思いますよね。
昔は、がんと診断されたら余命宣告されて覚悟を決める、そんなイメージでした。
しかし現在では医療の進歩で、がんと診断されても治療して寛解する人、そして仕事を続けながら治療する人も多いです。
日本人の2人に1人が生涯でがんになるという国立がん研究センターの調査もあり、がんは死を迎える恐ろしい病気から、老化と共に起こる身近な病気に位置づけが変わったのではないでしょうか。
でも、著名人ががんで亡くなった報道を見るたびやっぱり「恐ろしい」と思うのも事実です。
私は乳がん検診で要経過観察と言われて定期的にマンモグラフィー撮影しているので、何気なく乳がんについてググっていて驚きの事実を発見しました。
ざっくりまとめると
- がんは上皮内新生物(上皮内がん)と悪性新生物に分類される。
- 上皮内新生物(上皮内がん)は臓器の深部に入り込んでいないので非浸潤がんともいう。
- 上皮内新生物は、診断時点では体のほかの部位に転移がないがん。がん化した細胞を完全に取り除ければ根治する可能性が高い。手術も比較的簡単な切除術や放射線治療などで済むことが多い。
- 悪性新生物は、がん化した細胞が基底膜を越えて「間質(かんしつ)」という部分まで広がっている状態。がんが臓器の内部まで入り込んでいるので、こちらは浸潤がんという。
- 乳房を全摘するような大掛かりな手術になったとしても、病理検査で乳腺の間質に浸潤がなければ、上皮内新生物(非浸潤がん)ということになる
初期の皮膚がんで転移のないものが上皮内新生物というらしい、くらいは知っていたのですが、上皮内新生物扱いになるがんは何種類もあるそうです。
大腸の粘膜内がん、乳腺の非浸潤性乳管がん、膀胱や尿管などの非浸潤がん、子宮頚がん等の上皮内がん、子宮頚部高度異形成など…
民間のがん保険は、がんの定義をWHO(世界保健機関)のICD(国際疾病分類)の規定に沿って決めているのですが、何をがんと定義するかは保険会社によって違うそうです。
- 悪性新生物だけをがんとする
- 悪性新生物と上皮内新生物の両方をがんとする
ただ実際の補償範囲はこの定義と多少違って、上皮内新生物でも給付金の出るがん保険が多いようですが診断給付金の金額が10倍違うこともあるとか。
がんと診断されたらショックですよね。
でも気持ちの整理がついたら次の段階は治療です。
治療に注力してがんと付き合いながら自分の生活を維持しなければなりません。
そしてがんの治療にはお金がかかります。
高額療養費制度はあっても必ず医療費の負担が発生します。
その時に頼りになるのが医療保険ですが、もし自分ががんと診断されても(縁起でもないとお叱りを受けるかもしれませんが日本人の2人に1人ががんになる時代です)がん診断給付金が出ない、あるいは減額される事があると心外ですよね。
どういう時に保険金がもらえるか、きちんと知っておくのはもしものときの安心につながります。
ほとんどの方が、がん保険や医療保険、あるいは生命保険の医療特約などに加入していると思いますので、一度ご自分の保険約款確認してみてはいかがでしょう。
いや~私もびっくりしました。
そして私の医療保険はがん診断給付金のないやつなので全く関係ありませんでした(汗)