こんにちは、さくさくです。
大袈裟なタイトルでスミマセン。
堀ちえみさんの舌癌手術に乗っかったみたいで恐縮ですが、実は私も深刻じゃないけど乳がんの宣告受けたがん患者なんですよ😱
確定診断ついて手術待ちでしたが、病院から日程決まったと連絡あったので、入院して手術を受けることになりました。
- 私がイメージしていた乳がん
- 10年以上要経過観察だった
- 転院した先で
- 紹介状をもらってがん専門病院へ
- 乳がんには大きく2種類ある
- 非浸潤がんで転移しないのに手術する?
- 非浸潤がんなのに乳房全摘
- 自家組織乳房再建術
- 自分が乳がんになったことについて
私がイメージしていた乳がん
私は無知なので、乳がんって死につながる恐ろしい病気だと思ってました。
小林麻央さんが乳がんで亡くなったのは大きなニュースになりましたよね。
記憶に新しいところでは、ちびまる子ちゃんの作者さくらももこさんも53歳の若さで乳がんのため亡くなりました。
田中好子さんもそうでしたが、著名人が乳がんで亡くなると大きく報道されるので、私はずっと乳がん=死の恐ろしい病気だと思ってました。
10年以上要経過観察だった
その一方で、私はずっと乳がん検診(マンモグラフィ検査)で要経過観察の判定を受けてきました。
初めて乳がん検診を受けた30代半ば、左胸に石灰化があると言われました。
以来、家人の転勤で引っ越しするたびに、新しい土地で新しい乳腺クリニックを探して、マンモグラフィ検査とエコー検査を定期的に受けてきました。
その間、細胞診(エコーで画像見ながら怪しい部位に注射器刺して組織を採取する。麻酔なしだからめちゃくちゃ痛い。)も2回やって、「もしかして、これってヤバいんじゃ」とドキドキしながらも、無罪放免されて何とか平穏に過ごしてきました。
転院した先で
そして、また引っ越しで東京に来て、新しく見つけた乳腺クリニックでマンモグラフィ検査を受けました。
診察室に呼ばれて、いつものように「では半年後にまた来てください」と言われると思っていたのですが…
先生の口から出たのは「紹介状書きますから、大きな病院でステレオガイド下マンモトーム生検受けてください。50~60%の確率で乳がんですよ。」という言葉でした。
その時「そんなはずない。」と即座に思いました。
だって、最初に石灰化を指摘されてから15年も放置して、がんなのに治療もしなかったらとっくに死んでるはずじゃないですか。
しかも痛みとかしこりの自覚症状もまったくないんですよ。
で、先生に聞いてみました。
すると「ショッキングな報道ばかり見過ぎです。おとなしい乳がんもあるんですよ。」と言われました。
いや…そのおとなしい乳がんって何ですか?
紹介状をもらってがん専門病院へ
とにかくステレオガイド下マンモトーム生検というのを受けないといけないらしい。
しかもそれって、マンモグラフィ撮影しながら針で組織を採取する割と大掛かりな検査らしいです。
大きな病院でも、できるところが限られているとかで、よくわからないので某がん専門病院宛の紹介状を書いてもらいました。
この段階でも、まだピンとこなくて「面倒くさ~取り敢えず初診と検査と結果聞くので3回は行かなきゃじゃん」くらいに思ってました。
で、結果を聞きに行ったら乳がんでした(汗)。
乳がんには大きく2種類ある
そして、初めて知ったのですが乳がんには
- 浸潤がん(転移するがん)
- 非浸潤がん(転移しないがん)
の2種類あるそうです。
幸運なことに、私は非浸潤がんでステージ0でした。
そして非浸潤がんの場合、転移しないのでがんで死ぬ心配はありません。
抗がん剤も必要なくて、手術で取りきれば治るそうです。
非浸潤がんで転移しないのに手術する?
転移しないがんなら放置でいいと思うのですが、非浸潤がんは治療するというのが国際的なコンセンサスらしいです。
このページにわかりやすく書いてあります。
治療が必要ながんを放置するのも、自分に対するネグレクトのようで精神的によくないだろうと思いました。
それで、乳がんの手術を受けることになりました。
非浸潤がんなのに乳房全摘
手術が決まると、病変の大きさを確認するのにMRIを撮ります。
そのMRIの結果で、部分切除でなく全摘に決まりました。
意外なことに、ステージ0だから、がんが小さいとは限らないんですね。
ステージとは乳がんの進行度を示す病期で、がんの広がりとリンパ節転移の有無で判断します。
私の場合、ステージ0の非浸潤がんだけれども割と大きくて部分切除だと残った胸の形がかなり変わってしまうと言われました。
それで全摘に決めました。
部分切除と全摘についてはもっと詳しく書きたいのですが、今日は時間がないので、無事退院してPCに向かえるようになったら頭の中を整理して改めて投稿したいと思います。
自家組織乳房再建術
乳房全摘手術を受けると、胸がぺったんこになります。
そのまま過ごす人もいますし、乳房再建する人もいます。
私は乳房全摘手術と同時に自家組織(自分のお腹の脂肪)による乳房再建術も受けることにしました。
乳房全摘だけなら手術時間は3時間程度らしいです。
私の選んだ自家組織再建術だと、乳房を摘出した後に腹部の脂肪を切り取り乳房の形に整えて、顕微鏡で血管を繋いでいくので合計8時間程度かかるそうです。
やってくださる先生方には頭の下がる思いです。
自分が乳がんになったことについて
自分が乳がんになって乳房を失うことについて、もちろん寂しい気持ちや残念な気持ちはあります。
ただ、最近よく聞くのが「がんって老化現象で遺伝子のミスコピー」。
つまり私も老化して、遺伝子のコピーを失敗してしまったと。
自分で下手打ったのだから仕方ないかな~と思ってます。
がん細胞だって、自分の体が作ったものですからね。
女性にとって乳房ってシンボルだし大切なものではあるけれど、こればかりは悔やんでもどうすることもできません。
歯を失って、その後にインプラントを入れるのと同じ程度のこと、そう考えることで自分は納得できました。
では、そろそろ行ってきます。
落ち着いたら、また更新するのでよろしくお願いします。
そして私が購読しているブログの皆様、新しい投稿を病室からスマホで拝見するの楽しみにしてますよ~。