こんにちは、さくさくです。
昨年12月上旬にポカポカ陽気だったのが遠い昔のようですが、年末寒波以来寒いですね~。
年明けから気持ちのいい晴天の日が多かったのですが、昨日(1月6日)は生憎の曇り空でした。
日差しが少なく結構寒かったのですが、せっかくの休日なので小石川後楽園にお出かけしてきました。
入場券を買って売店を通り抜け、園内に入りました。
立派な枝垂桜です。
春の花の咲く時期にはきっと見事でしょうね。
奥には東京ドームの屋根と隣の遊園地のジェットスターが見えます。
園内は緑豊かな大庭園だけど、ここは東京のど真ん中なのでした…
ここが園内一番のフォトスポットのようです。
まだ松の内なので門松が飾ってありました。
後ろに見える一つ松は雪吊りが施してあって庭園の格式を感じます。
正月明けなのと花の時期の谷間のお陰でこの日は人が少なく、誰も写っていない写真が撮れました。
奥の池は琵琶湖に見立てて造られたもので蓬莱島と竹生島も配されています。
こんなに寒いのに、鴨達が元気に泳いでました。
庭園を散策すると結構な広さであることを実感します。
数々の見どころには説明書きの札があり、解説を読むのも楽しいです。
園内の建物は、関東大震災と戦災で失われて創建当時のまま残っているのは1つだけ、他の3つは戦後再建されたものだそうです。
写真を撮りそびれてしまったので、次回花の季節に訪れた時にはバッチリ撮影したいと思います。
庭園内奥には梅園があります。
HPには「早咲きの梅が咲いている」とあったものの、ほとんどはまだつぼみのまま。
どこだ~!?と探していると…
可憐な紅梅が咲いているのを見つけました。
結構な距離だったのですが最大ズームでこの大きさに。
スマホのカメラってすごいですね。
HPによると、これは早咲きの八重寒梅という種類のようです。
これはソシンロウバイ。
黄色い花がたくさん咲いていて、灰色の冬空にそこだけ色鮮やかでした。
小石川後楽園は水戸徳川家の庭園ですが、黄門様でお馴染み二代藩主光圀公の代に完成したそうです。
光圀公は号を「梅里」と称するほど梅を好んだそうで、この早咲きの梅も光圀という種類だそう。
こんなに寒いのに、健気に咲いている梅の花を見ると気持ちが和みます。
若い頃は、桜に比べて梅って地味なイメージで咲いていてもそう関心が持てませんでした。
ここ数年は歳をとって侘び寂びが少しずつわかってきたのでしょうか(笑)桜の華々しさももちろん好きですが、真っ先に春を伝えてくれる梅もいいと思えるようになりました。
円月橋。
水面に映る形が満月のように見えることから付けられました。
明の儒学者朱舜水による設計だそうで、後に江戸城で同じように円月橋を作ろうとした時には、どうやっても無理だったそうです。
他にも稲田や蓮池等々、見どころはたくさんあります。
次はもっと温かい日に行って庭園をじっくり回りたいと思います。
パンフレット表紙の写真も綺麗ですね。
桜、藤、睡蓮、花菖蒲、紫陽花、蓮、彼岸花、紅葉と季節の変化で様々な花が楽しめるようです。
入園料300円で心和む時間が過ごせます。
ちなみにこの日は東京ドームでジャニーズのイベントだったらしく、リハーサルの音漏れがガンガン聞こえて来ました(笑)
東京ドームでお目当てのアーティストの公演がある時には、小石川後楽園でリハの音漏れを楽しむのもいいかもですね。
所在地:東京都文京区後楽一丁目
開園時間:午前9時~午後5時(入園は午後4時30分まで)
休園日:年末・年始(12月29日~翌年1月1日まで)